ホンマの『馬鹿親』は己の馬鹿に気付かない 9 | コノ国の体裁(カタチ) ~幻像『大英帝国』の住人達~

コノ国の体裁(カタチ) ~幻像『大英帝国』の住人達~

 閃いて、まさに!という想いでつけたのですが……司馬遼太郎さま、ごめんなさい……!
 

 

 

 

  委員としての仕事が増え、会う機会が頻繁になると委員同士も「顔見知り」になり、何となく「半ママ友」のようになって「会合」以外でも会えば結構親しく話をすることがある。

 

 

 

  そしてそうなると

 

  「いきなりタメ口」

 

  …で話し掛けて来る……というダケでもなく、急に図々しいとしか言えない「御願い」をして来たり、いわゆる「勧誘」に来たりする人が一定数、『必ず』居る。

 

 

   

  幸い私は「ママ友A」レベルの人からそんな「露骨に図々しい」御願いをされた事は殆ど無いが(「タメ口」はアタリマエ過ぎて驚きもしなかったし)本当に

 

 

 

  「知り合い」というのは

 

   「自分の『トク』になる場合『ダケ』」の相手

 

 

 

  …と「しか」考えていない人が……これも「一定数」居るのだよな、とつくづく思う。

 

 

 

 

 

   何の目的だったか忘れたが、校内で「アルバム委員」も含めた委員と呼ばれる人達が全部集まる集会の時だった。

 

 

  その日私は時間ギリギリに近い時に行ったのでほぼ一番後ろに座ったのだが、その斜め前の席に『筆目さん』と誰か(アルバムでの「相方」だったかどうかは忘れた)が、低い声ではあるがず~っとオシャベリを続けていることに気が付いた。

 

 

  二人が顔を寄せて覗いていたのは、明らかにその場の「議題」に関係ない……どころじゃない、ナニかの商品カタログであることは一目瞭然。

 

 

 

 

   当時は未だバブルの余波があったのか、いや元々裕福な家庭が多いということで知られていたような所だから(だから私はそこであらゆる種類の「高級外車」に乗せてもらったのだよ~ん!)「彼ら」にとっては普通だったのかは知らないが、それにしても典型的

 

 

 

  「場を弁える(わきまえる)

 

 

  …という事を知らん人達だな~、と思いながら見つめていた。

 

 

 

 

  自分はこういう場でこういうことを平気でしていて、自分の子供には「センセイの言うことはちゃんと聞きなさい!」なんて言っているんだろうな~、なんてね。

 

 

 

 

 

   すると。

 

 

 

   『筆目さん』が私に気付いた……と思ったら、珍しいことに身体を捻って、無邪気な笑顔で私に話し掛けて来たのだ!

 

 

   「あ~の~……」

 

 

 

  正直、委員をやっている期間中、「仕事」以外で彼女の方から私に話掛けて来たのは、これが最初で最後だったと思う。

 

 

   「……はい?」

 

 

 

 

   「あ~の~、コレェ~、

 

   何て読むんですかあ~?」

 

 

   ……( ̄_____ ̄)……!