因みに私がこれまで『実地試験』の要請を受けたのは全部で7件。
そのうち「学校関係」が2件、「幼稚園関係」が3件、「ケアハウス」が2件。
更にそのうちの2件は結局『未遂』=話ダケ!で実行されることはなく、逆に実行の後にめでたく?『採用』となったのが「ハウス」(参照;ケアハウス編~)だった訳だ。
初の『実地試験』は2件中1件の「学校関係」(=給食のおばちゃん)だった訳だが、その残り1件は以前書いた、ある意味真逆と言える「常識的な責任者(=主任)」が居て、更に『実地試験』の終わりに即「採用決定」の手続きをした職場だった。
(それが何故採用されなかったのかという話はこちら;本来なら『今』はここで働いていた?~)
そこも最初にメールで連絡があり、いくつかの質問をやり取りした後で「では、〇月×日に来てください」ということになった。
結構朝早い時間だったのだが既に「受付」の人が居て待たされ、しばらくしてコックの制服を着た大柄の男性が迎えに来てくれた。
あれ? (ネットで)事前に調べていた「主任」の顔と違うな……と思ったのだが、結局彼は「副主任」だったようで、やはり先ず「調理場横の狭い事務室」に通されると、予想通りの「主任」がニコニコしながら待っていた。
「あ~、キミがリオくんね~、今日は宜しく~!」
…という感じで挨拶を交わし、そこから簡単な『面接』をした後にやはり制服である帽子とエプロンを着け先ずは調理場全体を案内してくれた。
(注;実はコノ国では調理関係の職場に限らず「面接」の時には「職場環境」を案内して質問を受け付けるのが『義務』らしいのだが、私の実体験としてはそれを「法に添って」実行してくれたのは半分も無い、というところだ)
調理場の規模としては最初の学校より少し大きいくらいだったのだが、最初の『実地試験』の学校で働いていた人が殆ど女性だったのに対し、そこは「主任」の采配か委託会社の方針の差か男女半々くらいだった。
真っ先に感じたのは「雰囲気が明るい」こと。
それなりにオシャベリはしているのだが「手元がお留守」になっている訳でもなく、黙々と仕事をしている人も居るが別に「近寄るなオーラ」を出している訳でもなく、互いが話し掛ければ即答えが返って来る、という感じ。
何より「主任」自身がそれぞれの職員に気軽に話し掛け(でも「その場で話し込む」ような事はしていない)、彼自身がその場にあるものを気軽に「つまみ食い」しながら歩き回るので、他の人達も目の前で堂々と同じことをやっていた。
それこそ私は緊張もあってただ見ているだけだったのだが、その日の最後近く、一緒に働いていたオバちゃん達(と、言っても絶対私より若かったとは思う!)が
「アナタ、ナニも食べてないんじゃない!?」
…と気付き、あれこれ「お昼」を差し出してくれたくらいだった。
従業員用の食事を用意しないどころか、料理中の「味見」さえ禁止!とわめいていた「ハウス」(参照ケアハウス編~)とはエラい違いだ……と思った私だった……。