「モト」という人の経済観念 209 高尚な「独身貴族」編 『前・愚妻』の静かな反撃 3 | コノ国の体裁(カタチ) ~幻像『大英帝国』の住人達~

コノ国の体裁(カタチ) ~幻像『大英帝国』の住人達~

 閃いて、まさに!という想いでつけたのですが……司馬遼太郎さま、ごめんなさい……!
 

 

 

 

   ひと笑いした後、私は義姉達への手紙を書き続けた。

 

 

   正直『ビバちゃん』に直接何か言い返す気は全くなかったし、「モト」の『ヤギさん郵便』に返事する気持ちなど微塵も無かった。

 

 

 

   ただ、「モト」に一番影響がある「第三者」……当時は「義姉」達に怒ったことの「事実」と、私の「意見」を伝えたかっただけ。

 

 

 

   それは「最初」の時には出来なかったこと。

 


  

   ここで下手に騒いだりしたら、向うの「思う通り」だという意識もあった……いや、周知となることで逆に周りの反応が逆に「モト」の思い通りになる、という気持ちもあった。

 

 

   何よりも「マオ」を守る、という意識もあった。

 

   その場・その場の感情を子供(と言うより私)にぶつけて自分の「はけ口」にしていた我が母のようにはなりたくない。

 

   自分が「マオ」の前で泣いて喚いて騒いだところでどうなる?と。

 

 

 

  でもそれ以上に「モト」という人物が未だ「人並み」の男性であり父親である、と期待していたのだと思う。


  

 

  しかし、時は流れ、特にコノ国に来て以来「モト」の本性を見せつけられ続け、まして「離婚」した相手に遠慮などする必要も無い。

 

   

 

 

   それこそ今から考えれば「二人」の事を知っている「モト」の職場に『ビバちゃん』の手紙をファックスしてあげても良かったかな~?

 

   …なあんて事も一瞬考えたけど、そういうことしたら結局私もタダの「悪妻」になるだけだわね、と思いとどまった。

 

 

 

  と言うか、それ以前と言うか、「流石田舎~!」で、なんと当時の私のママ友の親友ってのが「モト」の同僚でして。

   だからママ友を中継地?として「モト」の本性?や職場での「モト」の評価など、『お互い』情報がしっかり流れていたのだけどね~。

 

 

 

 

   因みに『ビバちゃん』の手紙を貰った直前には(今のところ)二人最後の「共著」が出版されていたのだが(注;もちろん基本言語は「英語」ではありません)私はその表紙を見た瞬間、本気で大笑いしてしまった。

 

 

 

  そのタイトルは

 

 

   『アクティブな壮年の為の英会話』

 

 

  …と言い、漫画風のイラストで自宅らしい家の前に立った白髪の夫婦らしい二人が描かれているのだが、その男性が女性に向かってこう言っているのだ…

 

 

 

 

    Let's go for dinner...

 

  ...You can pay!

    (翻訳及びニュアンスは各自御自由にどうぞ~!)

 

 

 

 

 

  このセリフ?は絶対に『ビバちゃん』が考えたものだ、と「私は」確信している……!(何と言っても「You can cook!」の方ですからね~!)