「姉」の家での時間が無駄に過ぎるにつれ、当然のようにお腹も空き始め「お昼」の心配をし始めた私。
私はその日出発時間から逆算して早めに駅に着き、遅めのお昼としてお弁当を買うなり、時間にゆとりがあれば何処かお店で軽く何かを食べて……と計画していた。
しかし「姉」は「未だ早いわよぉ~」を繰り返すばかりで、そういう時に普段の私の周囲の人達が「普通に」やってくれるように
「何か軽く食べようか?」
とか
「これ、車内で食べる分として持って行かない?」
とか
「はい、お弁当」
…という態度は当然の如く全く見られなかった。
「姉」はお腹が空かないのか?と思ったが、私はイライラしながらも
「早めに着いて買い物したいんだから、早くして!」
…と言っていたのだが
「(義兄が)まだ用意出来ていないからぁ~」
・・・( ̄_____ ̄)
やはり「姉」にとっては
「妹一家が電車に乗り遅れるかもしれない」
…ことよりも、「自分の生活」に直結する
「旦那の決定と都合と気分」
…の方が最優先、なのだろう。
そう言えば結構昔の事ではあったが、「姉」の家に来ていた母が帰る時に義兄が(その時は)札幌駅まで送ってくれたのは良いが、やはりギリギリで出発した上に駅近くで渋滞に巻き込まれてしまった。
すると母は義兄に
「このままだと間に合わないだろうから、ここで降りて下さい」
…と突然言われて一人放り出され、大量の荷物を持って駅まで走らねばならなかった、と言っていたな……という事を思い出した。
(結局それなりにゆとりを持って間に合ったそうなのだが、母の到着とほぼ同時に義兄が「間に合いましたね~」と一人ニコニコとゆったりとやって来た時には「殺気」を感じたそうで……ま、判るな)
とにかく、や~っと出発して「ニャーコ」と「ケロ」とも合流し、6人は札幌駅に向かった。
しかし、やはり「結構ギリギリ」に着いたので当然「何処かで一服」なんてしている時間はない。
ホームのキヨスクに三人で飛び込み急ぎ「取り合えずの食料」を調達したが、時間的タイミングもあってか「お弁当」のようなものは殆ど売り切れていて、ここでも満足な物は買えなかった。
その間「姉」達は?というと初めて見る(私達もそうだったんだけど)「トワイライトエクスプレス」に大はしゃぎ、三人で楽しそうに出たり入ったりを繰り返していた。
出発時間が迫り、私達三人はデッキに立ったままホームに戻った「姉」側三人と別れの挨拶を続けていた。
いよいよベルが鳴り、ドアが閉まる直前になって「姉」が手を振りながら私に向かって満面の笑顔でこう叫んでくれた。
「じゃ~、
『私達』はこれから食事して帰るからあ~!」
…(━_━;)
それが「姉」の『無意識の意識』であることは判っている。
しかし、やはり「姉」は幾らオカネがあっても、貰っていたとしても(参照;コノ人にとっての「おもてなし」とは? 3)自分と自分の家族以外には一銭も使いたくないのだろうな、と確信したのでありました……!