『コノ国らしい』と言えるかも 70 「準備」は何処までしろと言うのか…? 2 | コノ国の体裁(カタチ) ~幻像『大英帝国』の住人達~

コノ国の体裁(カタチ) ~幻像『大英帝国』の住人達~

 閃いて、まさに!という想いでつけたのですが……司馬遼太郎さま、ごめんなさい……!
 

 

 

 

      ×日の「日曜日」に!

 

 

 

     …と、「日曜日」ではない「×日」を指定して来た『ナッツ』。

 

 

 

     それまでの(自分なりの)経験値でな~んとなくどっちか優先されるかと推測は出来たのだけれども、仕事絡みなのだから正確を期するしかない。

 

    しかし一応でも「業務連絡」なのだから書いたモノは最低一回くらい読み返さないのかね?……と私なら思うが、彼女は一種の馬車馬、「思い込んだら~♪」タイプだから無理と割り切る……と言うより、こちらが対応を考えるしかなかった。

 

 

 

  他の二人だって混乱しているかもしれない。

  だから私も「全員メール」で直ぐ問い合わせたところ(やっぱり)優先するのは『日曜日』だった。

 

 

 

   その最初のメールで彼女は

 

 

  「これ(=彼らが指定した料理)以外でも

 

   これから参考になるような作りたい料理があったら

 

   ドンドン作って持って来て!」

 

  「今回の『材料費』はこちらが払うので

 

  レシートを持って来て!」

 

 

   …とも書いて来ていた。

 

 

   …そうかあ~、だとしたら折角の「全員集合」なんだから、コノ国では滅多に見ないアレやコレも作ろうかな……と考えた。

 

    そう考えたと同時に

 

 

   「しかし、アソコでは未だ作れまい……!」

 

 

 

 

 


   その時点で『ジン』や『ポポ』が店に足を踏み入れていたかどうかは知らなかったが、彼らはどう考えているんだろうか……と思った。

 

   少なくともそれまで私が出入りしている間に会う事は無かったし、以前書いた情報(参照;『コノ国らしい』と言えるかも 55以上の話を『ナッツ』と『クリ』から聞く事もなかったし、それまでの自分の経験からしても彼らが二人=『ジン』と『ポポ』にマメに状況……「料理人」として必要な情報且つ状況……を報告しているとは思えなかった。

 

   基本的な材料どころか、鍋も釜も道具も無い台所。

 

   いや、それ以前に台所そのものに入れない状況を見たら、『ジン』と『ポポ』はどう思うだろうか?

 

 

   しかし。

 

  『ナッツ』(と『クリ』)の方から「試食会」を言い出したということは、彼女自身が「もうすぐ開店出来る」と考えられるようになって来たという事じゃないか?

 

   ナンダカンダ言っても来月中には開店する気なんだろう。

 

   だから、それまでの彼らのペースなら

 

 

   「たった10日間しかない」

 

 

    …だろうが、そう考えたら

 

   

   「まだ10日間もある」

 

 

    …で、10日間もあればアノ内装だってある程度にする事だって出来るし、当人もするつもりなんだろう……またまた、そう考え直して「期待」した私だった……!