銀行話の続き。
最初は行内に設置してある機械でやろうと思ったのだが、これがまた何でかは知らないが、最初の段階で既に上手く行かない。
仕方ないので行員に聞こうと「受付係」のような事をしている人と話している客の後ろに並ぶと、横から別の男性行員が声を掛けて来てくれた。
おや珍しい、これはやっぱり「朝イチ」のお陰かな~、と思い事情を説明すると
「あ~、『新規の振込先』はアノ機械では出来ないから!」
…と、フロアの隅にある専用PCコーナーで一緒にやろう、と言ってくれた。
結果。
彼が「?」となる事も数回あったのだけど、とにかく無事「送金」は終わり、本題とも言える
「専用の機械」
…の交換の段階になると彼はもっとニコヤカな顔でこう言って来た。
「オンラインバンキングをしているなら、携帯でも出来るようにしない?
そうすれば、一々コレ(=機械)を持ち歩く必要もないんだよ!」
でもこういうヒトに単純に「要らない」と言ってもダメだろうな……と思い、
「今ちょっと色々忙しくて、じっくり考えてる時間が無い」
…と答えると
「いや、携帯持ってる? 直ぐだよ! 一緒にやろう!
何より、コレはもう使わない方向になっているんだよ!」
…駄目だ、こりゃ。
本当に「余り考えたくない」状況だったので、早々に諦めて彼の言う通りスマホを操作した。
が。
「じゃ、先ずアプリをダウンロードするから、●●を開けて!」
…と言われて開けようとしたのだが、何故か
『再試行』
…が出て来た。
それも、最初だけじゃない。
二度・三度とやっても『再試行』が出て来る。
ついに彼が立ち上がり、こう言った。
「またの機会にしよう!
今、(新しい機械を)取って来るね!」
私は古い人間なので、正直「オンラインバンキング」は設定していても滅多に使う事もない。
神様はまだ、「古い人間」のままで居る事を許してくれたようだ。