さて、やって来た『疫病神H』。
コノ国の人間に不当な扱いを受けてきた、という被害者意識のカタマリである『M&Mズ』が選んだのは、声も身体も態度も大きく堂々とした、特に外見的には
「コノ国にはゴロゴロ居る」(『Yさん』談)
…タイプの女性。
当時「ハウス」の従業員は『T』以外はほぼ「外国人」で構成されていたから、『M&Mズ』としては念願(?)の「コノ国の人間の部下」を持った、という以前に、自分達がとうとう
「この国の白人の『上』に立った!」
…ことになった! どうだ! ザマミロ! ……って気分満々だったろうな~、と思う。
ちょっと余談だけど、「相手の年齢を読む基準」=若々しさとして最重要なのが
「肌の張り」
…なんだそうですね。
最初聞いた時は「意外」と思ったたけど、考えてみればさもありなん。
例え髪の色が何色であっても肌がつやつやしていれば若く見えるし、肌に張りがないどころか皺だらけで妙に若い恰好や髪型をしていれば「イタイ人」になるだけだ。
で、とにかくこの『疫病神H』。
それが若さ故か、太さ故肌が引っ張られているだけなのかは知らないが、代理でもマネージャーレベルに採用されるからには最低でも30才前後だとは思うのだけど……30過ぎると急速にフケて行くこの国の標準レベルに比べたら……少なくても来たばかりの頃は……若く見られるタイプだと思った。
そしてこれまたこの国では典型的と言えるのだが、
「何処から見てもデブ、
腕には入れ墨、
喫煙者、
ジャンクフード好き」
…という『ケアラー四原則』にもピッタリはまっていた。
彼女の経歴のようなものは今も詳しく知らないが、多分『役職』と言える立場=周りの人たちを「同僚」ではなく「部下」と言える立場になったのは初めてだったようだ。
『M&Mズ』にも負けず劣らず、いや、彼ら以上に彼女の『舞い上がり振り』は相当なモノだったのだろうな、と今は思う。
しかしその、全く方向を間違えた「独走」「暴走」と言える
「改善案」(=自分も含め、周りに余計な仕事を強いるようになった方法)
…の殆どは、もっとも『やりがい』がある、基本的に自分は全く知らない(という自覚は無かったけど)台所及び食事内容という、私の仕事内容に向けられたのでありました……!