という事で童夢RL-81の前に予期せぬ展示で驚いたこちら。

何時も企画展示は一階奥のスペースなので足を運んでいくと鮮やかな2台のマシンが並んでた。

 

 

正に息を呑んだ瞬間だ。

前回5月の来館時は69年日本グランプリの企画展示でした、その時はクーペだけの展示でスパイダーが見たいなぁと思っていた矢先だ(スパイダーは70年から登場)。

蘇える日本グランプリ企画展、先ずはいすずR6~ダイハツP5から。 | redtylerのブログ

 

当初車体の設計、製作はメーカーがメインでは無く社内の有志にて行われていたという。

それにしてはかなり流麗なボディを作ったと思う。

対してスパイダーはその名の通りオープントップで、サイドラジエーターによるフロントのウエッジを利かせたこれまたスタイリッシュなボディで登場した。

 

 

いゃあこの2台が同時に展示されるなんてなかなかないですよ。

てか私はR6にスパイダーボディを乗せ換えたものだと思っていましたからね。

そのシャーシーは薄板鋼板を溶接したモノコックだ、アルミに対して重量は不利ですが作り易いことは確かで。

効率的に肉抜きされたシャーシーは何とクーペで630㌔しかなかったという。

更に主にボディ関係でスパイダーではそれより100㌔近く軽量化されているという。

スペックについて詳しくはWiki等参照ください。

 

 

69年の日本グランプリを境にオイルショックや重大な事故などによりトヨタ、日産といった大手メーカーはレース活動をやめ、ローラやマクラーレン等大排気量のタキレーシング勢も活動を縮小と。

そんな中行われた日本オールスターレースではミスターベレット浅野重輝氏がスパイダーにて優勝します。

強豪がいなくなったとはいえポルシェ910や新進気鋭のフェアレディZ432ら2リッター勢を抑えて117ベースの1.6リッターでの優勝ですから如何に良い車体だったのかを証明しましたね。

 

 

津々見友彦氏の銘が有るのでこれは鈴鹿500キロレース参加車両を模した物だろうか。

中を覗いてもクーペよりずっと洗礼されているのが判る、ボディパネルの接合にはすでにブラインドリベットが使われています。

 

 

リヤには印象的な2本のダクトが。

これブレーキ冷却用なのですが。

 

 

このようにリヤディスクまで導かれていますが、開口部が前方向いているのが気になりますね。

これ殆どダクト内には空気の流れが生じなかったんじゃないかなぁ。

 

 

もうしばし見とれておりました、こんな共演が今になって見られるなんて。

生きててよかったー。

 

 

童夢L-81といい85CーLといい全く隅に置けないフジモータースポーツミュージアムです。

およそ半年で代わる企画展はこれからも追っていくことになりますね。

そしてこの時に説明員の方からさらに追加の展示が有りますと。

この時は名を明かせませんでしたが後日HPをご覧になってくださいと。

なんとそれは童夢 零だったんですね、25日より展示されているという。

これは3月までにもう一回行かなきゃですね、現物見るのは初めてですから。

ますます注目のフジモータースポーツミュージアムです。