「ラーメン下剋上 邪道」の書評2回目。主人公の兵藤が一気に覇道を駆け上がる時期にあたります。
全43話の物語を大きく分けると、以下の5期に分けられます。
第一期:序章~「本丸」成長期(第1話~第11話)
第二期:「大奥」でのし上がれ(第12話~第21話)<今回>
第三期:上の逆襲をはねのける(第22話~第27話)<今回>
第四期:内部分裂、そして失脚(第28話~第36話)
第五期:乗っ取り完了。そして(第37話~第43話)

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柳沢を放逐し、兵藤らが順調に戦力になっていく「天守閣 本丸」。それに比べて、新メニューも伸び悩むのが支店。そんな中、「大手門」の店長があまりの売れなさにキレてしまい、店内で大暴れ。

それを聞いた兵藤が、思い付きで「女性専門ラーメン店」のアイデアを話したところ、そこに来たオーナー志麻子の耳に入り、一気に大抜擢。
ラーメン経験を持つ勝部とコンビを組んで「大奥」開店に向けて奮闘する兵藤は、志麻子の「誘い」に乗らずに自制。これを志麻子は「冷静」と評価するが、兵藤は「ヤンキー崩れの年増」「そんな小さいものになるつもりはない」と、徹底して見下している。
勝部が兵藤の部屋に入ったところ、兵藤が電話で友人に野望を話しているのを聞き、勝部は激怒する。
兵藤は口でうまいこと言って、「野望の階段」を一緒に昇ろうと提案し、勝部を取り込む。

「大奥」は、宣伝が功を奏して大成功(オープン日の売上が945杯という記述があり、これは連載された2011年当時としては常識外れの数字)。メディアにも次々と取り上げられるが、それが新たな火種を産むことになる。
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第三期から、Gコミックス版では下巻に突入します。
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「大奥」の大繁盛を妬むのは、「本丸」「二の丸」「三の丸」の各店長。
本丸店長の中津は下の2人をなだめつつ、志麻子に意見するも受け入れられず、逆に「売上の悪い店を"大奥2号店"に改装する」と店長会議で発表されてしまう。
絶好調の「大奥」に、強い香水の匂いをさせて暴言を吐いて暴れる女性客がやってきたのはその直後。
3日連続で来店したと聞き、志麻子と兵藤は店に急行。その客を事務所に連れていき、志麻子が掌で、兵藤が札束でそのキャバ嬢を殴りつけ、「二の丸」店長の相馬の指示で妨害にやってきたと自白させる。

まずは中休み中の「二の丸」に作業員を投入し、「大奥2号店」への改装を開始。
相馬をクビにしようと激怒する志麻子を押しとどめ、相馬を「三の丸」に異動させるという温情人事、今は亡き創業者の威光を借り、古参店員による反乱の芽を摘ませる。その一方で、「大奥2号店」を巡って、新たな火の手が上がることになる。









