被害者は加害者である
被害者になることはいとも簡単です
人生がうまくいかないこと
思い通りにならなかったこと
酷い扱いをされたこと
馬鹿にされたこと
損したこと
それを他者のせいにするだけだから
何か別にできたかもしれない
主張すれば良かったかもしれない
努力すれば良かったかもしれない
早く気づけば良かったかもしれない
そんなことは微塵も考えないで
自分ができたことの可能性
考え方を変える必要性
未来が自分次第だという自主性
をやすやすと放棄している
…………
もっとも、人のせいにする精神構造は
わからないでもないです
そう思うと少し楽になれるから
うまくいかないことを責任回避して
自分を正当化できるから
でもこれだと
現実に対してわたしは無力です
と宣言しているようなもの
現実を他者の意思決定に依存して
自分の現実を変えられる力を
放棄しているのなら
幸せになれるはずがないですよね
その放棄している態度はわたしには
怠惰に感じられます
雨が降って濡れることに文句を言って
傘を刺す簡単なことをしようとしない
お金がないことに不満を持って
働こうとしない
そんな態度は怠惰以外の何者でもない
もちろん完全に被害者の方はおられます
その人は法的にも人道的にも倫理的にも
守られる必要がある
しかし、日常的に感じていて
頭の中で消えないBGMのように流れている
不平不満は、ただ自分の直面している現実に
変わらないと思う事実に対して
自己正当化するために
加害者をこしらえているだけではないですか
その意味で
被害者は加害者を捏造している加害者です
被害者は加害者でもあります
そもそも、被害者も加害者もいない
ただ現実にもっとコミットすること
自分で責任を持つこと
そのことでもっと自由になって
現実を自身で創造できるようになるのです
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