自虐は最高の自己肯定である
こちらの番組なかなかおもしろくて
ついつい一人の夜に観てしまう
今日この頃。
自己肯定感を上げる、高めるって
最近の心理療法や精神世界の
キーワードの一つで
なんでもかんでも
自己肯定できれば
問題は解決するっていう風潮です
その潮流のせいで
逆に自己否定の強さが
問題としてクローズアップされて
そういう人たちに
もっと肯定できる自分にならないと
とお金を使わせるマーケティングに
思えてしまう...
自己肯定できることを求めると
こうでないと自分を肯定できない
もっと自分を肯定できるよう
自分磨きを努力しよう
という
自己肯定するために
その条件を求めることを
してしまいかねません。
これは
手段が目的化してしまう
ということではないでしょうか...
自己肯定のために
整形するとか
SNSでいいねを沢山もらうとか
ブランドものを身につけるとか
そういう傾向になってませんかね...
本当の自己肯定って
動画で中村うさぎさんが語るように
最悪で格好悪い自分をも
どうアタシ?アタオカでしょう?
みっともなくて気持ち悪いでしょく?
って笑えるスタンスなんだと思う。
それは他者に承認してほしいという
そういうことではなくて
他者目線から見た自分って
本当に情けなくてダサいわよね
でもそれがなんだって言うの?
という最強の自己肯定ではないかと
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思い出されるのは
トーマス・マン著
ヴィスコンティ監督の映画
『ヴェニスに死す』
彼が美しすぎるのです
美しき少年に魅入られた老人が
滑稽なまで自分を化粧や衣装で
着飾り装飾する姿
それは醜態と言えるのか
あるいは純粋な内面の現れなのかー
彼の姿は傍目から見ると
滑稽極まりない自虐的行為ですが
彼自身の内側は
理想的な美を求め
その美を得られるには
死んでも本望という
自己肯定という言葉が陳腐なほど
崇高なほどの自己一体化
の境地ではないかと...
だから異質で異様な
周りと馴染めず
なんかノーマルじゃない
そんな自分を変えようとしないで
そのままでサイコーじゃないか!
と思える自分になりたいし
そういう人がわたしは好きです❤️
※こちらの記事は2024年12月のものです

