〈各年代ごとのカリスマミュージシャン〉
というランキングの出る
テレビ番組をみていまして…。
いや、こういうランキングって
データそのものの全体数が少ないし
偏ったところでデータ収集してることもあるので
まぁ、あてにならないといえば
そうなんですけどね〜〜![]()
それでも家族で予想をしながら
楽しくみていたんですよ。
米津玄師とか
安室奈美恵とか
桑田佳祐とか。。。
はい、なるほどカリスマですね♪
というミュージシャンが
それぞれの年代に並びまして
さぁ、それでは
70代80代それぞれのカリスマは?
となった時に、
どちらの年代もビートルズ。
ビートルズ?![]()
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え〜〜っ?
いきなり洋楽ですかぁ?
邦楽に限ったランキングじゃなかったんですかぁ?
今までの年代のランキングはなんだったんですかぁ??
と、一瞬でドッチラケ(←死語
)になったのでした。
それと同時に
私の中で強烈な違和感があって
ビートルズが来日した頃っていうのは
熱狂的なファンはいて
たしかに大事件ではあったんだけど
当時の保守的な日本では
あんなもの![]()
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扱いするような風潮も強くて
国民あげてのウェルカムではなかったように記憶しているのです。
70代80代の人たちが
美空ひばりや
石原裕次郎や
加山雄三ではなく
ビートルズ?
強烈な違和感![]()
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私には偏ったデータであるとしか思えませんでした。
と、こんなことを長々と書いたのは、
↑この本を読んだからでした。
坂本龍一と天童荒太の対談本です。
2001年出版だから20年以上も前のものです。
↑うへぇ、高い〜〜![]()
私は図書館で借りましたよ!
この中でね
坂本さんが自分の事務所の社長の言葉を語っています。この社長さんは坂本さんより二、三歳上だそうだから昭和25年前生まれの方です。
(以下、引用です)
「メディアはなにかっていうと僕らの世代を〈ビートルズ世代〉って呼ぶけど、冗談じゃない。僕が中学、高校の時に、ビートルズを聴いていたのはクラスで三人だ。あとの四十七人は、ビートルズなんかに目もくれないで、『なんだ、あの不潔なのは』という顔してたんだ。それがいまになって、五十代(注:この本が出た時の年代ね、今の70代80代のこと)ならひと括りにビートルズ世代だなんてとんでもない」
ほら〜〜、やっぱりそうだよね〜![]()
ごく一部の先鋭的なヒト
感覚のすぐれた、秀でたヒト
先の見通せるヒト
たちは、ビートルズの凄さがわかっていたかもしれないけれど、日本国民の大方はまだピンときていなかったのですよ。
でも!
この本の中で大切なことはここじゃない![]()
坂本さんと天童さん
それぞれの思考も嗜好も、
世の中をみる視点も、
世界を歩いてきて感じたことも、
20年前の脂の乗った作家と音学家が
忌憚のない言葉を交わし合っています。
私はというと、
YMOの曲はもちろん聴いていましたよ。
聴いていましたけれども
とんでもなくファンだということではなかった。
坂本龍一というヒトにも
格別な興味はなかった。
そんなワタシがこの本を読むと
このヒトはとても
男臭いヒトなんだなぁ
熱血漢なのだなぁ
エネルギーが迸っているなぁ
という感想を持ったのでした。
学者肌の寡黙な芸術家
というイメージがあったんです。
坂本龍一って
そういう感じなのかな?って思ってた。
まさかスチュワーデスとケンカをするとは〜![]()
20年前の本を読むということは、
その時代と照らし合わせながら
振り返りながらということを
同時に作業していくことでもあって
それも込みで
とてもおもしろい体験のできる本でした。
