映画「スラムダンク」について少し |      生きる稽古 死ぬ稽古

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ー毎日が おけいこ日和ー
        

(スラムダンクをやんのか、観に行こうっと!)

という、なんとも軽い気持ちで映画館に行きました。

 

 

正月の朝8:30。

一人で観に行くシニア割り

 

おもろい爆  笑

 

人気の漫画や人気アニメの映画化というのは

原作ファンの目が厳しく、

原作の方がいい

原作と違う

などなど、やたらとクレームが多くなりがちなんですけど、

映画「スラムダンク(正式にはTHE FIRST SULAM DUNK)」に対しては

公開前にものすごい逆風が吹いたようです。

 

声優さんを一新したんですって、アニメの時とね。

だからアニメファンにとって

それは我慢できないことだったらしいんです。

 

公開前にはそんなこんなで

色々あったらしい映画ですけれど、

 

大傑作

 

であります。

 

井上雄彦の作った映画

 

だということが、ひしひしと伝わってきます。

原作・脚本・監督すべて

井上雄彦であります。

 

「スラムダンク」にも

「バカボンド」にも

「リアル」にも

井上雄彦という人の血脈を流れる

タケヒコイズム

みたいなものがあって、

彼の作品が好きなヒトたちは

それに触れて心を揺さぶられるのだと思うのです。

 

漫画家の人はものすごく絵が上手い人が多いのですけど

中でも井上雄彦は突出しています。

 

初めてスラムダンクの絵を見た時、

少年と青年のはざまにさしかかった

みずみずしい選手たちの体の描写に

大きく心を動かされたものでした。




 

その突き抜けた画力を駆使して

彼が描こうとしているのは

不器用さや

動けなさや

寂寥感や

弱さやダメさ

 

そして

 

現実ってこう

 

という<生きるということ>です。

 

そういうことを

破天荒なキャラや

ど天才や

常人離れした努力なども使いながら

描き出していきます。

 

それが

タケヒコイズム

だと、私は勝手に解釈しているんです。

 

湘北高校バスケ部と

山王高校バスケ部

の戦いが映画の舞台です。

 

湘北高校バスケ部のレギュラー5人

そして控えのメガネ君も含め、

それぞれに高校生になるまでの人生というものがあって

まぁ、当たり前ですけれど、その意味では全員が主人公です。

 

↑これがレギュラーの5人です。

 

で、原作の漫画では

まだバスケを始めて四ヶ月という

型破りな桜木花道が主人公でなんですけど

 

今回の映画では

ポイントガードの宮城リョータの

人生を追っていきます。

 

↑これが宮城リョータ、りょうちんです。

 

たまたま

「アバター」を観た直後に

こちらの映画を観たのですけど

どちらの映画でも描かれるのは

 

出来のいい長男と

その長男と自分を比べてしまう

不器用でダメな次男

 

という葛藤です。

 

長男が親を励まし、支え

役に立っていればいるだけ

次男としては自分の不甲斐なさが目についてしまいます。

 

宮城リョータ、りょうちんの

そういう心の葛藤と

強敵、山王高校との熱戦を

両軸として

映画が展開していきます。

 

そんな中、映画では脇に徹している花道ですけど、

彼の存在が、やっぱりいいのよ!

バカな奴なんだけど

無限の可能性を秘めたコなのよ!

 

そしてね、

<みんなをちゃんと>描いている

タケヒコイズム

がやっぱり好き。

 

山王高校の観客席では

一糸乱れず、ペットボトルを叩いて応援する

下級生や二軍の選手たちがいます。

 

バスケだけでなく、

スポーツの強豪校のリアルとして

3年間、ペットボトルを叩いて終わる生徒もいるんです。

 

そして一方の湘北高校の控えの選手たちも

最初はやる気のないままベンチに座っているんですけど

どんどん自分がコートに立っているかのような気持ちで

声を出すようになっていきます。

 

それとね、りょうちんの母親というのも

大事な役どころ。

親って、子どものためには必死でがんばる

子どもの心をだけよりもわかってあげられる

子どもがいるから強くなれる

そんな親ばっかりじゃないよね?

という、大事な役どころ。

 

…って、あれ?

この映画って

ネタバレさせちゃ、ダメなんだっけ?

 

まぁ、読者の少ない

ブログなら

このくらいは許してくれるよね?ニヒヒニヒヒ

 

いや〜、書きたいことはたくさんあるんですけど

ネタバレの危険があるので

こんな感じのところだけで。

 

原作を読んでなくても

アニメを見てなくても

バスケを知らなくても

たぶん、楽しめると思います。

 

あ、ついでながら

映画を観ると全員に

この<タプタプシール>がもらえます。

監督と花道ファンにはたまらないオマケです。