映画とか、本とかね
好きなトモダチと集まって話をすると、
そんな話に花が咲きます。
映画、とてもじゃないけど
「ベスト1」とか、しぼれません。
それはもちろんです。
でも自分の人生にとって、
エポックメーキングな映画
ということであれば、
私にとって、それは
「8 1/2」
だと言えます。
フェデリコ・フェリーニというイタリアの監督。
1963年の作品です。
私は30年くらい前にこの映画をみて、
心を持っていかれました。
「これを映画だというのなら、
私が今まで見たものはなんだったのだ
」
という大きなガーーン
がありました。
<映画ってこういうもの>
だという、
私がそれまでに持っていた概念を、
見事に軽々と飛び越えてくれた映画だったのでした。
いや、決してオススメはしません。
ストーリーなど、あってないようなもんだし、
「わけわかんね〜〜」で終わっちゃうような作品だし、
好き嫌い、そして興味のある、ないも
それぞれのヒトによって大きく分かれる映画だからです。
この作品にガーーン
となった私は、
それからも機会があればフェリーニの作品をみてきました。
ストーリーなど、あってないようなもんだし、
って書いたけど、フェリーニの作品には、
ちゃんとストーリーのあるものや、
<今までの映画の概念>として感動を誘う作品もあります。
奥さんであるジュリエッタ・マシーナがヒロインとして登場する
作品は、そういったものが多いです。
「道」とか「魂のジュリエッタ」とか、
とても素晴らしい作品です。
でも、私はもっとグロテスクで、断片的で、
闇の奥まで通じるような大きな空間が描かれていて、
カトリック的な要素が散りばめられた
そういったフェリーニの世界観が好きです。
「8 1/2」のあと、
「サテリコン」「アマルコルド」「カサノバ」「そして船は行く」
と、つづく作品たちです。
こんな話をね、先日友人たちとしていたのですよ![]()
そして、
「でもねぇ、いつごろからか、フェリーニの作品は、
レンタルDVDではみなくなっちゃったんだよね〜
」
という話をしておりましたら、
「そういう、自分にとって大切な作品は、
ちょっと無理をしても買っておいた方がいいんだよ〜」
と言われてしまいました。
そういえば、私は30年くらい前に見て以来、
「8 1/2」
を見ていません。
なんかレンタルでみるのは、もったいないというか、
申し訳ないというか、
いろんな感情が混ざってしまって、
今まで見返すということをしないままに来てしまった。
そして、友人たちと話をしたことをきっかけに、
モノを減らしつづけている現状にもかかわらず、
(いや、減らしたからこそ、なのか
)
購入しました、DVDを〜〜![]()
実に30年ぶりに、この映画を見直したわけです〜〜![]()
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そうしましたら、この
マルチェロ・マスロトヤンニの、
完璧といっていいかっこよさに、
スドーーン
とやられてしまいました。
30年前に、この映画を見た時には、
<かなり年上のオジサン>
だった彼が、
気がついたら年下になっているという悲劇![]()
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いや、そんなことより、
ものすんごいかっこよさ![]()
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こんなにかっこいいヒトだったっけ
マルチェロ・マスロトヤンニ![]()
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そして、共演のアヌーク・エーメ。
このヒトはメガネ美人さんだけど、
私はメガネをはずしている顔が好き。
ハーレムのシーンで、
昔のイタリア女の衣装をまとったアヌーク・エーメは最高でした。
(さがしたけど、コレ!という画像が見つからなかった
)
自分が年を重ねることで、
若い頃には気がつかなかった
男優、女優の美しさを再発見できるのは
ありがたいことだと感銘を受けました。
そういえば…
この記事で書いた通り、
『映像も綺麗だし、
役者さんも素晴らしいし、
決して駄作ではありません。
でも、フェリーニをだすな
』
という気持ちは、「8 1/2」を見直して、改めて強く感じました。
べ・つ・も・の。
映画監督が主役。
高級温泉保養所が舞台。
それがかぶっているだけのこと。
まぁ、そんなことはともかく![]()
あくまでも予算と、保管できるスペースとの相談ですけど、
素晴らしい映画のDVDを手元において、
時折、見直すっていうのは、
老後の楽しみにひとつに加えてもいいかもですね〜〜![]()

