家に帰る時、
ナースステーションに立ち寄って、
あいさつをしてから家に帰ります。
その時に、
「あれ? なんだか見違えちゃいました~」
などと、看護師さんたちから声をかけられるのです。
夫が入院している病院は、
身のまわりのものはすべてレンタルになっていて、
タオルや歯ブラシ、ティッシュなどとともに、
パジャマも支給されるのです。
つまり、
全員いっしょのパジャマ
なわけです。
同じ格好で、同じベッドで寝かされているということ。
そんな没個性な状態だったから、
TシャツとGパンになっただけで、
「見違えちゃった~」
といわれるわけです。
「私は一人の個性ある人間です」
ということは、病院ではなかなか尊重されにくいことなのですね。
そして四人部屋だったりすると、
だいたいいつも、カーテンは閉めっぱなしになります。
ほとんどなくなってしまったプライバシーというものの、
わずかながらの尊重のためです。
ベージュのカーテンで仕切られた部屋の中に、
ずっとひとりでいる。
視界は遮られていて、ベージュだけの世界。
<目の保養>をするということは、
病院ではむずかしいということです。
木々の緑も、心地よい風も、
感じることができません。
そして病院というところは、独特の匂いがありますよね?
消毒薬だけの匂いなら、
人によっては好きだというヒトもいるかもしれませんが、
それに病院食の匂いや、患者さんの匂いや、
いろんなものが混ざっています。
少なくとも心休まる匂いではありません。
聞こえてくる音、これが患者にとって一番ツライかもしれません。
隣りの人の咳払いや、うめき声、
廊下で大声でしゃべる患者さん、
器械の移動するカチャカチャという音、
ナースコールの呼び出し音、
どれをとっても、なにを聞いても、
ゆったりくつろげる音ではありません。
なので、五感を潤し、癒やす
ということも、病院ではできません。
そしてそして、術後の患者さんにはリハビリが待っています。
理学療法士さん。
まぁ、お医者さんにも、看護師さんにも
いろんな人がいます。
とうぜん、理学療法士さんにも
いろんな人がいます。
いろんな人がいる、その上で私が感じたのは、
理学療法士さんの中に、
一番患者にストレスを与える人が多い。
ここのところを、心ある理学療法士さんたちには、
考えてほしいと切に願います。
せっかく理学療法士さんという、回復に向けてのサポートを
病院側がしてくれるようになったのですから、
この機能がもっと有効に使えるようになってくれたらいいなぁって思うんですよ。
最近では、術後すぐにリハビリをする病院が増えていますよね?
回復のために、それが効果的ならやっていただきたい。
ですがね、痛みに耐えながらウンウンいっている患者に向かって、
太陽のような輝く笑顔とともに、大声で、
唸っている患者の肩を叩きながら、
「○○さん、今日からリハビリを担当させていただく××です。
ごあいさつに参りました。よろしくお願いいたしますっ!!」
というのは、どういう神経をしているんだろう?
と、その神経を疑いたくなりましたね~~

あと、初対面からため口の理学療法士さんとか…

医者以上にエラそーな上から目線で、
<そんなことやってちゃダメだよ>的な物言いをくりかえすという
ものすごいストレスを患者に与える理学療法士さんもおりました。
新人さんで、よくわからないのに首回りを強くもんで、
夫の首を痛めそうになった理学療法士さんもいましたし…

そしてね、入院している患者としては、
術後、患者が人間らしく、回復に向かって行くためには、
どうしても補いきれないところが病院にはある
ということを、一人一人が知っておいた方がいいと思ったのです。
これはとても大切なことです。
単なる文句や、悪口じゃありません。
だって、病院はホテルでもお屋敷でもないのだから、
一人一人の患者のために気のきいたサービスなんてできませんし、
本当にその人に合った、完璧なリバビリテーションなんて
できないと思うのです。
命を助けてもらったら、
その後は患者本人が、自分でいろいろと考えなくてはなりません。
病院でやってもらえることと、
病院ではやってもらえないことがある。
それを知るべきですし、
知った後は、やってもらえないことを、
どのように自分でフォローしていくか?
を考えることだと思うのです。
長くなっちゃった。
続くかもしれないし、続かないかもしれない
そんな病院Blog~~

あ、過去記事はこちら~↓
病院でやってもらえること
