年賀状が届く季節になると、
人が生まれたり、亡くなったりすることを
よく耳にします。
幼稚園から高校まで、
同じ学校だったのりこちゃん(仮名)と、
同窓会で言葉を交わして後、再びのご縁ができました。
そんなのりこちゃん(仮名)から、
今年は喪中はがきが届きました。
大学生の息子さんが、
友人宅で火事に巻き込まれ、亡くなったのだそうです。
これからやりたいこともたくさんあって、
そんな夢を語っていた息子さんを亡くした無念が、
短い喪中はがきの行間から、にじみ出ておりました。
のりこちゃん(仮名)、無念だね。
これから、これから、これからだったのにね。
年齢では推し量れない、とはいうものの、
やはり、若い人の死はツラいです。
あのはがきをもらって以来、
時々、心の中で手を合わせています。
のりこちゃん(仮名)ご夫婦が、
悲しみの渕から、少しずつ出てこられるのを祈ります。
「死」そのものを比較することは出来ませんが、
一方で、<おめでたい死>の話も、おききしました。
こちらはキクチさん(仮名)のお話。
「大晦日に、母が亡くなったのよ~」
とおっしゃるトーンが明るい。
え? なんで?
お話をきいてみましたら、
お母様は96歳だったのです。
で、暮れに親戚中が集まって、
そのお母様もごいっしょに、
みんなで楽しく過ごした大晦日の朝、
眠るような大往生だったのだそうです。
「なんて幸せな…」
といいながら、ちょっと泣いてしまいました

死に方は選べません。
死ぬ時も選べません。
のりこちゃん(仮名)の息子さんの死も、
キクチさん(仮名)のお母様の死も、
どちらも私の心にドスンと残りました。

選べない、選べないけれども、
できることなら、若いヒトたちには、
まだまだ亡くなってほしくない。
若いみなさん、生きていこうね
