昨日のセミナーについて、
書けるだけ書いておこうと思います。
まず講師であるお二人が現在あるまでの背景のこと。
・藤本靖さんは、東京大学、東京大学院でのアカデミックな学びがあり、
その後身体と心の研究を続けて20年、現在にいたります。
・小笠原和葉さんは、“リケジョ”として大学、大学院で宇宙物理学を学んだヒト。
その後プログラマーとして、宇宙開発に携わるシステム会社で働き…。
そして人体という新たな宇宙の神秘に惹かれ、ボディーワーカーに。
彼女のセッションは大人気で、新規の予約はできない状態です。
お二人は「あいまいなこと」や「なんとなくそう思う」というような
ボンヤリしたもの、非科学的なものの対極での学びがあったうえで、
ボディワークの世界に入ったヒトたちです。
私のブログを読んで下さっている方はご存知だとは思いますが、
ボディワークの説明を少し。
講師のお二人は、ロルフィングやクラニオセイクラル・セラピーという
ボディワークによってクライアントさんにセッションするというのが
お仕事です。
ロルフィングやクラニオセイクラル・セラピーって何をするのかというと、
クライアントさんを仰向けに寝かせて、身体のあちこちをそっとさわります。
身体のどこか一カ所に手を乗せて、
そのまましばらくじっとしたまま動かない…というような施術です。
そばで見ていても、<なにやってるのかちーともわからない>ような施術です。
なのに、それをやってもらうと、身体の内側に大きな変化が起こる。
自分自身に実存感がうまれたり、
「現実に今ここにいるのだ」という実感が増したり、
内臓の存在に気がついたり、
凝り固まった筋肉が柔らかくなったり、
冷たく萎縮していた関節が緩やかに動き出したり、
します。
変化の具合は、あくまでも個人個人違います。
でも、これらの施術は科学的なものでも、
アカデミックなものでもない感じ。
「なんとなく」とか「あら不思議」
の世界に近いように思えてしまいます。
この、
ハタからみたら
<何やってるのか、ちーともわからない>
ロルフィングやクラニオセイクラル・セラピーを、
システムや構造や、
肉体の役割や仕組みなどさまざまな角度から、
私たち<よくわからないヒトたち>に講義してくれるのが、
お二人のもう一つの役目のようです。
藤本さんは朝日カルチャーをはじめ、
さまざまな場所でWSをひらいていますし、
小笠原さんはご自分のセッションルームなどで、
宇宙やクラニオについての講座をもうけています。
で、私は思ったのです。
病院に行くと、お医者さんが、
レントゲンをとってくれたり、
MRIで検査してくれたり、
内視鏡を使って体内を調べてくれたり、
しますよね?
ボディワーカーのヒトたちは、
これを、自分の感覚すべてを使って
やっているのではないのかと…。
クライアントさんの肌をさわり、
身体全体をみるともなく、ながめ、
耳を使って振動を感じ、
(↑実際に藤本さんは、施術時に、
耳を使うことが多いのだそうです)
クライアントさんの身体の声をきき、
クライアントさんに共鳴します。
身体全体が、
精密医療機器の役割をしているのだなぁ!
と、そんなふうに思いました。
そして藤本さんは言います。
「ボディワークとは、
その人全体をみることである」
と…。

やっぱり、以下次号!ヽ(;´Д`)ノ