殿、敷居でござる! |  仙台発 幸せ学美(まなび)カウンセラー工藤眞紀子のブログ
さて、今日も昨日の続き。

「殿、利息でござる!」という映画の中で

殿が畳のヘリを踏んでいるのは、頂けないなあと

書きましたが

敷居(建具が入っている、溝のところ)も

同じですね。

踏んではいけないのです。


『敷居を踏むと敷居が歪み、
ふすまや引き戸の滑りが悪くなるので
やめなさい』



日本家屋と言うのは

木組み

(木のほぞと言う穴をあけて

そこに出っ張りを持つ木を組み合わせて

組み立てて作る)

が、基本です。

敷居を踏んで荷重がかかると

縦の線である柱にも影響が出ます。

つまり、いえの構造に狂いが出てくるというわけです。

また別の説では

この線によって、結界を組んでいるという

説もあります。

つまり、結界なのだから

神様と人間世界の区切りだというのです。


どちらにしても

みだりに、こうした処を踏むのは

しぐさとして見ても

美しくないと、感じます。


マナーの基本は

美しさです。




言葉遣い

声の使い方

ふるまい

よそおい

それらが相まって

美しくエレガントな佇まいを表現するのが

「いいマナー」だと思います。



綺麗に溝の彫られている敷居や

織の美しさを見せているヘリなどを



無造作に踏む行為は

荒々しく、

お世辞にも、優雅には見えません。


しなやかでたおやかな

ふるまいは、あなたをより美しく

素敵な大人に見せてくれると思います。




マナーやお作法の本を何冊も読むより

1秒、しぐさをゆったりさせて

すて眼すて耳で、注意を払いながら

落ち着いて振舞われたら

きっと、あなたは素敵になると思いますよ。

お試しください。




座布団に、前後があるのですか?

と言うお問い合わせを頂きました。

そうかあ、そうですね。

和室がないお宅も、増えているのですから

お座布団を、知らない方もありますね。

では、明日はお座布団について!

知らないよりは、知っていたほうがいい

マナー講座と行きましょうか。