2016年9月19日まで
東京国立博物館にて開催中の
人生アドバイザー純子さんの
今日の美術品能書きブログは
「家屋購入の契約碑文」
Deed for the purchaes of a house
紀元前4世紀後半
カルキディケ地方 オリュントス出土
石灰岩
高35㎝ 幅27.6㎝ 厚5.7㎝
保存状態断片的
複数の小片を接合
これは
ブログタイトルの通り
家屋購入の契約碑文です。
早い話が自宅購入時の契約書ですね。
当時、契約碑文というのは
家屋所有者の自宅の前に置かれていたそうです。
刻まれている内容は
購入時に在職していた神官の名前、
日付、売却物件、価格、
購入者、売却者、保証人、証人、
そしてなんと、
両隣の家の所有者まで刻まれています。
気になる家屋のお値段ですが
1200ドラクマでした。
1ドラクマとは
串型オボロス貨6本分です。
串型オボロス貨とは
こちらです。 → ☆
まぁ、勿論の事に
1ドラクマコインもありましたので
1200枚コインを用意するか
もしくは現代と同じようにローンを組んだと思われますが
串型オボロス貨で購入していたら
大変な事になります。
串型オボロス貨6本で1ドラクマですから
1200ドラクマと言うと
1Mほどあるオボロス貨7200本になります。
それにしても
当時のお値段、1200ドラクマの家が
どれほどの規模の物であったのか
家具はどんな感じの物であったのか
タイムマシンがあったら
お宅訪問してみたいところですね。
古代ギリシャ展は
9月19日までです。
私の解説付きでギリシャ展を鑑賞なさりたい方は
お早めにお申込み下さいね。
では明日も純子さんの

