故郷に津波注意報が出た夜 | 大人の自分探し ぱんじ

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30分後に故郷の能登に1メートルの高さの津波が来るとのニュースを、昨夜は信じられない思いで見ていました。

1メートルの高さの波がどれくらいの影響をもたらすのか、予測することも冷静に考えることもできず、ただ海のすぐ近くに住む親戚、友人、知人の顔が次々と浮かんできて、涙をこらえるのに必死。
避難する時間がたった30分しかない人たちに電話をすることなどとてもできず‥
メールとラインで、「心配しています。気をつけて逃げてください。」とだけやっとの思いで送りました。

思えば実家も海から約1キロの距離。影響がないとは言い切れない距離です。
母が亡くなり、父が施設に入り、今は誰一人住む人もいないことが今となってはよかったと初めて思えた夜でした。

結局、大事には至らず、夜が明けて胸をなでおろしました。
津波は10センチ程度だったとのこと。
「それでも注意報が解除されたのは、深夜の一時半ごろで、昨日は眠れなかったわ。」と地元の海の近くに住む高齢の伯母。
足が悪くて、いざとなっても逃げるのは困難だったはずです。

高齢の家族を持つ友人、知人も、昨夜はきっと大変な思いをしたことでしょう。
でも、優しい能登の人たち、私の送ったメールやラインに即座に返事が返ってきました。
「一応高台に避難したから、大丈夫よ。」

こういう時、連絡をした方がいいのか、しない方がいいのか‥
(しない方がいいのではと反省しました。)
今回は夜間だったので、特に心配でした。

同じ思いで夜を過ごされた方も多かったことでしょう。
眠れなかったみなさまも今日はゆっくり休まれますように。

そしてなによりも、今回の地震で被害を受けられた方々、大変な思いをされた方々に、心よりお見舞いを申し上げます。

普段は穏やかな、濃紺の能登の海です。