ライナーの近況と治療のことなど | 週刊ライナー、チャム、クリスとジル

週刊ライナー、チャム、クリスとジル

ライナーとチャム、そしてジルは、たくさんのかたの助けで私たちの家族になりました。そして、わが家は、犬まみれの日々です。

訪問ありがとうございます。

 

ライナーのことをお心にかけてくださっている皆さまに、

お陰さまで、ライナーは、おだやかに暮らしていることをご報告します。

 

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以上2枚は、最近の写真です。

 

ライナーの脳腫瘍は、左嗅球の真後ろ、大脳鎌のところにできた髄膜腫でした。

ヒトの髄膜腫は良性のものがほとんどで、被膜に包まれているため、手術でぽろんと取れるようです。

残念ながら、犬の場合、悪性度が高いものも多く、また、被膜がないため周囲に浸潤し、再発することが多いとのことです。

 

ライナーは8月に腫瘍摘出術、その後、10月に4週間近くの放射線治療を行いました。
 

術前、脳圧亢進症状で苦しんでいましたが、今は、後遺障害はあるものの、お陰さまで、おだやかに過ごすことができています。

ほかにも持病を抱えているため、複数の投薬が必要ですが、身体的に以前ほどつらくない状態であることが、家族として、本当にありがたいです。

 

診断と治療のプロセスを通じて、私の中には、たくさんの学びと反省がありますが、治療としてやれることはすべてやったことになります。

 

治療はライナーのためでもありましたが、なにより、私自身のためでもありました。

放射線治療は遠方で行わざるを得なかったため、実際は大変を通り越した大変さでした。

私を信じてつらい治療に耐え、今、そばにいてくれるライナーに、ただただ、感謝しています。

また、長い留守を守り、支えてくれた夫、留守番の寂しさに耐えてくれた3頭、とくにチャムに、感謝です。

さらに、事情を理解してくださり「小型犬のみ宿泊可」のルールにもかかわらず、ライナーと私を長期間宿泊させてくださった宿にも感謝です。

そして、一連の経過を併走してくださった獣医さんの存在に多く助けられました。

 

私たちに残されている時間は多くはありませんが、この希少で貴重なおだやかな今を、ただただ大切に過ごしたいと思っています。

 

今を生きるというのは、言葉でいうのは容易だけれど、本当に難しいです。

情けないけれど、私は、いつも、過去か未来を思ってしまいます。

だから、今を生きるライナーと一緒に今を生きたいと思っています。

 

体調を崩した直後にお願いしたアニマルコミュニケーションで、ライナーは、「小山から出てジャイアンというひどい名前を付けられたほどの自分だけれど、そんな自分でさえも、病気になっても、こうして、おだやかに幸せに家族と暮らしている、そのことを小山の仲間やそのご家族に伝えてほしい」と言いました。

 

保護犬として家族を探す中型ミックスたちが途絶えることはなく、また、多頭崩壊も絶えることはありません。たくさんの仲間たちへのライナーの祈りが通じますようにと願います。

 

今回、少なからぬ数の獣医療機関、獣医師さんに受診し、診断や治療を受けました。本当に得がたくありがたい出会いや治療もあり、そのことに深く感謝しています。

と同時に、正しくない判断、獣医大病院におけるあきらかな誤診(脳腫瘍ではなく、呼吸器症状に対する診断ですが、致命的になりうる疾患で、かつ、治療方法がまったく異なります)、不適切な処方、院内連携に関する疑問、自費診療中心の産科医としての私の感覚からしても、とうてい納得しがたい診療費請求など、がっかり、うんざりすることが、山ほど、本当に山ほどありました。

たとえ大学の先生であっても、おっしゃることをまず疑ってかからないといけないのか。医師として多少の医療知識があっても、こんなに苦労をするなら、そうでない飼い主さんが、その飼い主さんが本当は希望するであろう適切な治療にたどり着くことは、困難を極めるに違いありません。

また、費用についても、飼い主の足元を見るかのような請求は、かえって獣医療業界の首を絞めることにはならないのか。高額な費用がかかるからと、受診や治療をあきらめる飼い主さんがいてもあたりまえだし、病気の犬が捨てられる現実の一因は、一部の獣医療機関の営利追求主義にあるとも思えるのでした。経営は成り立たないといけませんが、どこまで行っても医は仁術、暴利をむさぼる精神からは、よい医療は生まれないと、医療者としての私自身は思っています。

 

もし、ご自身の犬が脳腫瘍かもしれないとお思いのかたで、このブログを読みのかたがいらっしゃって、なにかご質問があれば、遠慮なくメッセージ欄からお尋ねください。フィラリア治療のときのようにそれなりに勉強しましたし、さまざま経験もしましたので、わかることはお答えできると思います。

 

ということで、ちょっとやせてしまったライナーのために、ごはんを作ることを一生懸命やっています。

 

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ワンバーグは、いつも好評です。ビーツを混ぜたら、赤いワンバーグになりました。

ワンバーグを焼いた残りは、低温のオーブンで補食にします。ライナーだけに食べさせるわけにもいかないので、クリスの肥満の原因になりそうです。

 

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とうとう、コロッケも作りました。

 

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断面はこんな感じです。タマネギのかわりに、白菜やほうれん草が入っています。ジャガイモはキタアカリを使ったら、粘っこくなってしまいました。やはり、コロッケには男爵ですね。