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クリス、ライナー、チャムと4回目の夏。ジルとは2回目の夏。お陰さまで、4頭は元気にしております。
それぞれの写真をご覧ください。
花愛づるジル。食いしん坊だけど、お花は食べません。
ジルと暮らして、まもなく、2年。身体も大きくなりました。元気も体力も、ありあまっています。
散歩に出ると嬉しくてどうしようもなくなってしまうようで、強い引きは相変わらず。これは、深い悩みのタネではありますが、それ以外は、本当に落ち着きました。
当初は、まるで野生動物を家の中で飼っているようで、破壊されたもの、数知れず。ジル自身、どうしてよいのか、わからなかったのだと思います。
今は、彼自身に自信もでき、「おうちの中でいい子に暮らそう」と、自分で考えて、努力しているように思います。叱ることもなお多いですが、ほめるときは、とにかくほめます。とても嬉しそうにします。
同じく、花愛づるクリス。同じく、食べません。
「1頭でいたら、どんなにか溺愛されていただろうに、ほんとにごめんね」と思うこと、しばしば。先住なのに、ごはんをもらう順番も、チャムとライナーの後。にもかかわらず、めげないクリスは本当に偉い。
そこで、「車に乗るときは、父さんの膝の上」とか、「寝るときは、母さんとくっついて」など、いくつかの「クーちゃんの特権」を確実に確保するように気をつけています。
おやつをおねだり中のチャム。
これは、鶏レバーをグリルした自家製おやつなのですが、チャムは、これが、大・大・大好物。まさに、全部、ひとりで食べちゃう勢いです。
チャムは、散歩が大好きです。そのお陰か、とても敏捷に速く走り、年齢による衰えをあまり感じないでいます。ありがたいです。
ライナーは、いつも、のんびり、おだやか、おっとり、上機嫌。
のびーっとした、ちょっと間抜けな犬にしか、見えないかも。
車の通らない道を、ライナーと歩調を合わせて歩くのは、本当に楽しいです。こころが通い合ってると感じます。
最近、寝ている時間が長くなり、また、呼んでも気づかないほど、深く眠っていることもあります。心配は尽きませんが、一緒にいられる時間を大切にします。
以上、4頭の近況報告でした。
以下、つぶやきです。
現代の犬たちは、自立して生きていくことができませんので、どうしても、その生活は、飼い主さんを頼ることになります。
保護犬という存在を知ってしまった以上、恵まれない環境から救われた保護犬出身の犬たちには、だからこそ、おだやかな家庭犬としての暮らしをと願わずにはいられません。
チャムとライナーの保護主であるGo保護犬Goさん出身で迷子になっている女の子がいます。里親さんが、探しています。無事、帰ってきますようにと祈っています。
ジルの保護主さんのアルマさんのブログによりますと、最近、都内足立区の多頭崩壊現場に入られたとのことです。
ブリーダー崩壊ではなく、個人飼い主の崩壊だそうで、飼い主の親戚のかたからのレスキュー依頼だったそうです。当初の3頭が、85頭になり、糞尿まみれの戸建てで暮らしていたとのこと。そして、85頭のうち、子犬は33頭とのこと。
Goさん含むボランティアさんや保健所さん、獣医さんのご尽力を得て、一気に保護に向かったようで、ありがたくも、すばらしいことです。
とはいえ、保護したとて、中型ミックス68頭(一部飼い主とご親戚で飼育)の里親を見つける事業は、これからです。中型ミックスの里親探しの困難さを思えば(ジルで深く体験済)、今後、どれだけの時間と努力が必要かは、想像にあまりあります。
犬の多頭崩壊はあとを絶ちませんし、猫もしかりです。
アニマルホーディング(animal hoarding)というのは、病的な動物収集のことを指し、それをするコレクターをアニマルホーダと呼ぶそうです。このケースは、典型的なアニマルホーダーと思われます。
そういうわが家も、予定外にジルを引き取り、結果、4頭もいて、うち中型3頭と、多頭崩壊寸前です。
4頭それぞれの個性(性格、体格、持病などなどなど)を尊重して一緒に暮らすには、夫婦ふたりで本当にがんばって、限界ギリギリ、どちらが倒れても、ダメ。もちろん、その自覚はあるし、本当に困ったときの方策案もあります。保護犬として、ボランティア団体様に保護お願いするという選択肢は、絶対にありえません。それが、まあ、ふつうの思考回路です。
したがって、正常な思考回路なら、「これ以上、増えたら困るので、これ以上、絶対に繁殖してはならない」と考えますし、そもそも、近親交配が遺伝的に問題であることは、自明です。けれど、そう考えないわけで、こころの病気、すなわち、精神疾患です。
そもそも、病的だと自覚できないから、崩壊の結果になるわけで、崩壊後、病気だと自覚できるのか。
おそらく自覚できない、すなわち、治らない、あるいは、治りにくい病気ですから、よほど、徹底的に本人が反省するか、周囲が監視しないと、繰り返すでしょう。
病的な収集は、動物によらず存在し、よく知られているのはゴミ屋敷です。仕事の関係で、「軽度ゴミ屋敷」程度の家数件に足を踏み入れたことがありますが、すさまじいです。
また、多頭崩壊の家はたいていゴミ屋敷になっています。
つらいからホーディングに走るのか、ホーダーだから、つらくなるのか。
この世は生きづらいですが、罪のない動物たちが犠牲になるのは、本当に気の毒です。
思っても、思っているだけで、なにもできませんので、せめて、うちの子たちに精一杯の愛情をかけます。



