先日、私の外出中、夫が写真を3枚送ってくれました。
まず、1枚目。少し開けた引き戸の隙間から、夫の仕事部屋を覗くチャム。
エヘ顔です。

チャムの後ろから、ライナーも覗いています。

そして、彼らは夫からおやつをもらいます。
この日は、私が仕事のため外出。クリスとジルは、訓練士の先生のところでお勉強。
夫と、チャムとライナーがお留守番です。チャムとライナーは、たいてい、2階のリビングか寝室にいて、夫は階下の自室で仕事をしています。
ときどき、チャムが階段を下りてきて、まるで、「父さん、どうしてるの?」とでも言うように、覗くのだそうです。
昨年暮れ、アニマルコミュニケーターの前田理子さんにチャムのコミュニケーションをお願いしたとき、
このことについて、チャムの意見を聞いてみました。
以下、前田さんのレポートから転載します。
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「では、今度はお父さんのこと聞いてもいいかな?」
「ああ、いいよ」
「お父さんが1階で1人お仕事している時、チャムは時々見に行くでしょう?」
「ああ行くよ」
「それはどうして?」
「父さんが好きだからだよ」(よく響く声でしたので大文字で)
こう聞いた途端、チャム君からとても優しい、純粋で穏やかな気持ちが大量に流れてきた。私の胸の中も温かくなり、涙がどっと溢れてくる。
「父さんは冗談で、僕がオヤツをもらいに来るって言うんだ」
(照れくささと、もしかしたらそうかもという自信のない気持ちも少し混じっている)
「最初のころは僕も、父さんがそう言うならオヤツ目当てってことにしておこうってところもあった。でも本当は、父さんと僕の間に僕たちだけの友情を感じているんだよ。母さんが言っている通り、父さんと僕は、繊細で、時に自分をうまく出せず、自信がなくなり、気難しく孤独に浸る時があるんだ。でも、僕が大野家でこんな風に馴染むことができたのは、父さんとの繋がりも大きいんだよ。父さんが僕を認めてくれた…うーん、もっと適切な言い方はないかな…ふっと、僕たちの間に何かが生まれた瞬間があったんだよ。そこから親和性を感じ合うようになった。強い母さんと繊細な僕たちっていうところの立ち位置でも、僕たちは共通するところがあるし。だから男同士になった時、母さんが不在の時、そういう友情を、僕はそっと確かめにいくのさ。ほら、人間でもあるでしょう。男が男の友達を訪ねていく時…別にどういうわけでもなく、ふらりと立ち寄ったって感じで、やあ!って。でも、父さんは嬉しくなって、僕におやつをくれるんだ。父さんは、義理堅いっていうかさ、なにかしてくれたことにはきちんと応えたい人だから、よけいそうなるよ。僕が訪ねていくと、その気持ちに応えたくて、オヤツを出さずにはいられないんだ。オヤツ目当てってことにしてるのは、さっきも言ったけど、照れくさいからね。僕も同じ気質だから、今までハッキリ言えなかったけれど、いい機会だからちゃんと言おう。僕は父さんが大好きだよ。父さんも、僕を好きだろう?父さんのおかげで僕は、大野家の一員になることに深みと安定感を増したよ。これからも似た者同士、大人の男として、時々労り、慰めあいたいなあ」
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たいていのとき、下りていくのは、チャムだけで、ライナーはこんなふうにお昼寝しています。

「強い母さんと繊細な僕たち」っていうのも、精一杯がんばってる母さんとしては、あんまりな表現とは思いますが。
チャムと夫の間には、男同士の固い固い友情が流れていたのでした。
チャムのコミュニケーションを聞いた夫が、とびきり喜び、感動したのは、もちろんです。
その後も、せっせと、犬たちのため、自室の「無添加おやつ」在庫を切らさないようにしているのでした。
寒風の中、チャム捜索に加わってくださいました皆さま、あれから、まもなく3年が経ち、お陰さまでチャムは、こんなふうに元気に暮らしております。