
パリの人が最初に手放すもの
パリには、
古いモノを大切にする文化があります。
ブロカントで見つけた家具を
何十年も使ったり、
おばあちゃんから
受け継いだ食器を日常使いしたり。
だから最初は、
「パリの人は
何でも捨てない人たちなんだ」
と思っていました。
でも、
実際に暮らしてみると少し違いました。
今の暮らしに
合わなくなったモノは、
驚くほどあっさり手放す人も多いのです。
以前、
知人が引っ越しをした時のことです。
まだ十分使えるモノを
次々と譲ったり、売ったりしていました。
「高かったんじゃないの?」
と聞くと、
「今使わないなら、
使ってくれる人のところへ
行った方がいいでしょ。」
と笑っていたんです。
その言葉を聞いた時、
私は少し驚きました。
日本なら、「高かったのに。」
という気持ちが
先に出てきそうだからです。
でも、その人は
過去に払ったお金ではなく、
「今」を基準に選んでいました。
もう一つ印象的だったのが、
プレゼントでもらったモノです。
日本では「いただいたモノだから」と、
使わなくても手放せないことがあります。
私自身もそうでした。
でもパリで感じたのは、
感謝と持ち続けることは別。
という考え方です。
大切なのは、
いただいた時の気持ち。
その気持ちは、
モノを持ち続けなければ
消えてしまうものではありません。
ありがとうと思う気持ちは、
そのままでいい。
でも、
今の暮らしに合わなくなったモノまで
抱え続ける必要はない。
そんな考え方が、
暮らしを軽やかにしているように
感じます。
片付けは、
モノを減らすことではありません。
自分を縛っている
「罪悪感」を
少しずつ手放していくこと。
そうすると、不思議なくらい
「今の自分」に
必要なモノが見えてきます。
罪悪感より、
『今の自分』を大切にする。
その積み重ねが、
家も心も軽やかにしてくれるのだと
思います☺️
『パリ時間』には、
パリで暮らして気づいた
「好きなモノを大切にする考え方」
について書いています📘
「急がなくていい」
「予定通りじゃなくていい」
そんな暮らし方を、
これからも届けていけたら
嬉しいです☺️
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