を書きました。
正直に言うと、
私は長い間、他人軸で生きていました。
奥さんとして。
嫁として。
母として。
寺の人として。
「ちゃんとしている人」に見られたくて、
「いい人」でいたくて、
「迷惑をかけない人」でいたくて。
いつもどこかで、
誰かの目を気にしていました。
本当は自分はどう思っているのかよりも、
どう他人に思われるかのほうが大事だった。
気がつけば50歳近くまで、
ずっと力が抜けなくて、
正直、くたくたでした。
じゃあ、どうやって自分軸になれたの?と聞かれると、
実は、はっきりとはわからないんです。
心の病気から立ち直って
復活したことも
どうやって戻れたのかわからないのですが、
特別な出来事があったわけでもないし、
「この日から変わりました!」という記念日もない。
ただ、いろんなことを学び、
いろんな人の話を聞き、
いろんな自分の感情に向き合ってきた。
その積み重ねの中で、
あるときふと気づいたんですよ。
「あれ?
最近、前より人の目が怖くないかも。」
それは劇的な変化じゃなくて、
じわじわと。
他人の期待に応えるより、
「私はどうしたい?」を
ほんの少しだけ優先するようになっていた。
たぶん、自分軸って、
突然手に入るものじゃない。
何度も迷って、
何度も揺れて、
少しずつ、自分の声を信じられるようになること。
気づいたら、
自分の足で立っていた。
そんな感じなんだと思います。
それだけで、もう十分なんですよね。
きっとそれが、
生きる喜びをとり戻す、ということなんだと思います。
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