88湯目はレトロな山田別荘 別府八湯温泉道名人への1人旅41 | 温泉マンもっちいの湯と山と美味しい話

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 別府八湯温泉道名人を達成する記念すべき88湯目の温泉は、決めていました。

  (月)(水)(木)の10時から15時の間だけ、日帰り入浴を受け入れている(2020年10月時点)山田別荘。


「別荘」と言う名がつくのは、元々は本当に個人の別荘だったためのようで、建物のあちこちに、いかにも昔の別荘らしき名残があります。温泉付き別荘、素敵ですね。憧れます。

  昭和5年に、山田さんの別荘としてへ建てられており、戦後、旅館として営業し始めたそうです。

 場所は別府駅からも比較的近く、住宅街の中にあるので閑静な雰囲気です。



入母屋屋根の純和風の玄関が素敵です。三朝温泉の大橋さんとか、鉛温泉の藤三旅館などを思い浮かべました。

  とても重厚な雰囲気です。芸能人に例えれば、北大路欣也さんのような大御所感があります。

  また、ここの特徴としては、この和風の玄関に向かって右隣には西洋風の出窓があるところです。昭和初期らしい和洋折衷の建築になっています。おしゃれですよね。おそらく、当時の最先端のセンスの建物なのだと思われます。

  西洋風の出窓のあるお部屋は休憩できます。



  こういう古き良き時代の建築、大好きなんですよね。

  古いけれどきちんと掃除が行き届いて清潔です。お伺いした時も、アジア系のスタッフさんが一生懸命に清掃中でした。

  別府八湯温泉本の半額券を使用させていただき、スタンプをいただきます。これで88湯達成なのだとわかると、女将さんが『おめでとうございます!』と言って下さり、とても嬉しくなりました。

  内湯と露天風呂があり、どちらも日帰り入浴可能ではあるのですが、露天風呂は貸し切り利用対応になっていて、ちょうど入られたばかりだそうで、内湯にします。

  内湯が目的ですが、この日、確認すると露天風呂と内湯は別源泉らしいですね。

  88湯達成した余裕からか、『露天風呂はまた今度の楽しみにしとこう、この山田別荘に素泊まりも良いかも』なんて思い、内湯に向かいます。


  薄暗い廊下がギシギシときしむのが良いですね。女将さんは『古い建物なんで』と恐縮ぎみですが、古い建物を大切にされているからここに来たくなったんですよね。床もピカピカです。

  浴室は2つあり、カギが付いていて、場合によっては家族湯としても使用できるようですが、今回は男女別で使用になりました。 後客さんが来ないうちに撮影しておきます。


       
   脱衣所は小ぢんまりとしており、カゴが4つ。このくらいが定員ということでしょうか。明るくて清潔感があります。


  建物と同じく、水道の蛇口や洗面台もレトロモダンですね。

  浴室の扉を開け、階段を下りたところに浴室があります。。半地下のような位置です。やはり良い湯は下にありますね。


  浴槽は、半円形浴槽が1つだけですが、ものすごく素敵な空間なんですよ。内湯に入れて良かったです。


  壁には細かいタイルが貼りめぐらされています。天井が高くて気持ちいい快適な浴室です。



  この内湯の源泉は自家源泉で、ナトリウム・マグネシウムー炭酸水素塩泉。
湯温は55度ですが、もちろん浴槽では適温です。
  それは、自然に冷却して加水無しで冷まされているからなのです。素晴らしい!

   別府では当然ですが、源泉かけ流し。浴槽の隅からオーバーフローしています。このあたりに、析出物が付着していて、良い感じです。


  測定するとPH7.4。なぜか、温度が38.5度とけっこうぬるめです。  無色透明、無味無臭のお湯は敷地内の自家源泉とのことです。


  それにしてもぬるめです。うーん、いつもこうなのでしょうか?熱いのを想像していたので、少し拍子抜けしましたが、長湯できるのは良いですね。

  たまたま貸し切り状態で、記念すべき88湯目でもあるので、せっかくだからゆっくり入浴を楽しむことにします。


  手足を伸ばして肩までどっぷりと浸かります。


  浴槽内の側面から源泉が投入されていて、その付近はやや温度が高めです。加水はしませんよ。

  ぬるかったのはお湯を貯め始めてからの時間があまり経っていないのかな?

  よくわかりませんが、じんわりと温もってきます。

 バタバタと温泉から温泉へと駆け回るように巡ったので、温泉は本来のんびりして楽しむものだよと教えられたような気持ちになり、ゆっくり入浴を楽しみました。


  結局、終始、貸し切り状態で入浴を楽しむことができました。レトロで素敵な建物のなかで、感動の88湯を達成できて、とても嬉しかったです。ありがとうございます。

 さあ、別府八湯温泉道名人の認定をしてもらうために、別府市役所へ向かいます。