龍谷ミュージアムで開催されている『水木しげる 魂の漫画展』へ、長女と一緒に行ってきました。
龍谷ミュージアムは、西本願寺の向かいにありましたが、堀川通を数えきれないくらい通っていても、存在に全く気づかなかったです。
西本願寺の御用達なのか、法衣や仏具のお店が集まっている一角にあります。まあまあ地味な外観ですが、まだ新しいのかもしれません。
中に入ると、けっこうなお客さんが来られており、水木しげるさんの人気ぶりがわかります。
地下の受付前の記念撮影スポット?にピッタリの妖怪の像がたくさん並んでいます。
いちばん最近の猫娘は、妖怪っぽさが薄まって、かわいさが増量されているらしいです。
何度かアニメ化されていますが、私は『ゲ、ゲ、ゲゲゲのゲー』のテーマ曲の世代です。初めて、ゲゲゲの鬼太郎の漫画を読んだ時、漂流する船の上で、喉が渇いて自分のおしっこを飲むシーンには度肝を抜かれました。
地下から四階に上がり、四階から三階へと展示スペースがあります。
水木しげるさんの少年時代から、壮絶な戦争体験、漫画家になってからの苦労、ゲゲゲの鬼太郎のヒットと代表的な3つの作品、その他の様々な短編の紹介、妖怪研究、世界の旅、人生について、などテーマごとに、パネルや映像、漫画、妖怪のブロンズ像が展示されていて、どっぷりと水木しげるさんの世界に浸れる構成になっていました。
私は、境港にも行ったことがありますし、ゲゲゲの鬼太郎も見ていました。昨年、大台が原で、一本だたらの木像が売られているのを見て、妖怪に興味が出てきたので、とてもタイムリーです。
水木しげるさんの名刺が展示されていて、びっくりしました。肩書きが漫画家だけではないのです。
3つの肩書きがあり、上から、『冒険家』『妖怪研究家』『漫画家』となっていました。
食事、睡眠、排泄以外は、ずっと漫画を描いているような生活をされていても、まずは『冒険家』なのですね。
この名刺がとても気に入りました。
私も、こういうふうに、本業とやりたいことを両立した名刺を作ろうと思います。
私の場合、『登山家』『温泉研究家』『介護支援専門員』ですね。よし、作ってみます。
あと、水木しげるさんのアシスタント募集チラシが展示されていて、『12時から20時、または14時から22時、宿泊可能、絵は下手でも毎日描いていたら2、3年もすれば絵は上手くなる。』と書かれていました。
この『毎日描いていたら、下手でも上手くなる』というフレーズに、心惹かれました。
毎日続けていたら、なんでも上達するのですね。これは、励みになります。合気道も続けて上達したいです。
また、漫画の描き方で、先に緻密な背景の絵を描いておいたのを切り取って使うやり方をされていたのも、珍しいのかなあと感じました。
それと、作品数の多さにも驚きました。で、妖怪にひどい目に遭わせられる人物が、たいていメガネをかけた出っ歯の男性キャラというのが不思議だなあと感じました。
妖怪のコーナーに、一本だたらのブロンズ像があったのは、びっくりしましたし、大台が原で木像を見たので、嬉しくなりました。また、大台が原に行きたいなあ。
妖怪って、いったいどういう存在なのでしょうか?
インタビューの映像では、『人生では、何事にも懸命に取り組んだらいい』という話をされていました。懸命に取り組むことは、大切ですね。
結局、ミュージアムが閉まる時間まで滞在してしまい、閉まるギリギリに、様々な妖怪グッズや妖怪関係の本、水木しげるさんの漫画などから、『懸命に』買いたいものを選びました。
も『妖怪マガジン怪なんて雑誌があるんや!珍しいなあ。』
長女『それ、古本やけど持ってるで。今も続いてるんかなあ?』
も『すごい!お父さんが持ってる温泉博士とか温泉批評みたいなマニアックな雑誌やなあ。』
かなりマニアックな親子です。
長女は、『遠野物語』と『日本妖怪大全』を購入し大満足でした。
『目に見えない世界を信じる』という言葉がありました。見える世界で見えている事実の背景を想像し、多くの妖怪と出会うために、世界60か国を旅した水木しげるさん。
『幸福論』に書かれていた『自分の好きなことをすることが幸せだ』という水木しげるさんの言葉が心に染みました。 人手不足が続き、仕事が忙しいですが、うまくバランスをとって、温泉や登山など、好きなことをしたいです。





