平衡感覚について、今朝の記事のつづきです。
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さて、ここで平均台にのるのをイメージしてみましょう。
平均台は、その人の平衡感覚を試すかっこうのシチュエーションです。
あの狭くて細ーい場所に自分の身を置くという時に、
平衡感覚は如実(にょじつ)に機能します。
そして、その時、僕らの動きは、とてもぎこちなくなります。
しかし、これは実際の平均台でなくとも、
例えば地面に細い二本の線をひいて、
その間をはみ出さないように歩きなさいと言われただけでも、
それは起こります。
はみ出しても安全だとわかっていても、
動きはぎこちなくなるのです。
つまり、「何かからはみ出しちゃいけない」と思うだけで
平衡感覚は強く機能するのです。
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平衡感覚が求められる時。
それは、決められた範囲、決められたレールの上、
求められる役割や、肩書き、誰かの期待から
「はみ出してはいけない」と強く思うとき。
はみ出さないように、慎重に。
ルールからはみ出さないように、無難に。
逆にいうと、
めまい、船酔い、車酔い、立ちくらみのような
平衡感覚を失うような症状には、
「ルールからみ出してしまいたい!」
というメッセージが込められています。
これらは、ふだんいかに狭い範囲、狭いルールの上に
自分をしばっているかの象徴のような症状なのです。
アルコールに酔って千鳥足になるときも、
仕事や人間関係ストレスからの解放を望んでいる時、
と言えそうですね。
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平衡感覚人間になってみるまで、
僕は、平衡感覚ってもっとこう、
三半規管とか、脳で感じる感覚かと思っていました。
しかし意外なことに、そうではなかったです。
平衡感覚は「足」に宿っていました。
みんなに乗り遅れまいと必死にふんばる「足」。
平衡感覚…なんて健気(けなげ)な感覚なんだと感じた次第でした。
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