ここ数回、
夫の“テスラ熱”に巻き込まれながら、

  • EV
  • バッテリー
  • ソフトウェア
  • AI

の話を書いてきました。

でも実は、
私が一番「時代が変わった」と感じたのは、
もっと手前。

“車の買い方そのもの”

でした。

 

昔の「車を買う」はイベントだった

私たち世代にとって、
車を買うって、
結構大きなイベントでした。

ディーラーへ行って、
営業さんと話して、
カタログをもらって、
値引き交渉して。

場合によっては、
何店舗も回る。

あの独特の空気、
覚えている方も多いと思います。

でも今回、
テスラを見ていて驚いたのは、

「その文化が、ほぼ存在しない」

ことでした。

 

テスラは“ネットで買う”

夫が普通に言いました。

「予約しておいた」

私は最初、
「え?いつディーラー行ったの?」
と思いました。

でも、
ほぼオンライン。

もちろん実車確認や受け取り拠点はありますが、
基本はWeb中心。

価格もかなり明確。

昔みたいな、
「今日決めてくれたら…」
みたいな空気がほとんどない。

なんだか、
Amazonで家電を買う感覚に近い。

 

「営業されない」という不思議さ

私はこれ、
不思議でした。

だって車って、
ずっと「営業される商品」だったから。

でもテスラは、
かなり逆。

必要なら見に行く、
必要なら質問する。

でも、
押してこない。

夫曰く、
「Apple Storeに近い」らしい。

なるほどと思いました。

 

価格がコロコロ変わる世界

さらに驚いたのが、
価格変更の頻度。

テスラって、
値段がかなり動くらしい。

普通の車の感覚だと、

  • 年次改良
  • モデルチェンジ

で価格が変わるイメージですが、

テスラはもっと“IT製品”っぽい。

需給や市場状況で、
価格変更が比較的頻繁に起きる。

実際、2023〜2024年には世界各国で価格調整が何度も行われ、
ニュースにもなっていました。

つまり、

「車を売る会社」

というより、

「市場データを見ながら製品を動かす会社」

みたいに見える。

 

夫がやたら「タイミング」を気にしていた理由

最近、
夫がずっと言っていたのが、

  • 補助金
  • 納車タイミング
  • スーパーチャージャー無料期間

などの話。

最初は、
「なんでそんな細かいこと気にするの?」
と思っていました。

でも調べると、
EVは制度やインフラの影響がかなり大きい。

例えば日本では、
CEV補助金(クリーンエネルギー自動車補助金)があり、
EV購入支援制度があります。

つまり、
「今買うか」
「いつ納車されるか」
で条件が変わる可能性がある。

これは確かに、
普通の車より“情報戦”感がある。

 

私が感じたのは「所有」の感覚の変化

ここまで来て思うのは、

テスラって、
「車を持つ」というより、

“新しいシステムに参加する”

感覚に近い。

  • ソフトウェア更新
  • 充電インフラ
  • AI
  • アプリ連携
  • サブスク的機能

全部がつながっている。

だから夫は、
単に車を予約したというより、

「未来側に片足を入れた」

みたいな感覚なのかもしれません。

 

私はまだ戸惑っている

私は今でも、
昔ながらの車感覚が抜けません。

  • ガソリン入れて
  • 走って
  • 壊れたら修理

その方が、
単純で分かりやすい。

でも一方で、
夫の話を聞いていると、

「時代が本当に変わり始めている」

という空気も感じる。

アラカン世代って、
ちょうど境目にいる世代なのかもしれません。

 

次回予告(シリーズ最終回)

このシリーズも、
次回で一区切りにしようと思います。

最後は、

「なぜ夫は“日本はかなり危ない”と言うのか」

について。

上海モーターショー、
BYD、
そして日本メーカー。

“車好き夫婦の会話”から見えた、
時代の変化を書いてみます。

 



最後まで読んでくださってありがとうございます。

 

 

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