先日お話しさせていただいたある企業の管理職の方。
自社のパートの方が、今一つ物足りないとこぼしてました。
「もっと積極的に工夫してほしいんだけど、
なんだか、私はここまでって線引いてる感じなんだよな」
うんうん、よくある話ですね。
この場合は原因が2つあると思います。
ひとつは、自分で考えるクセがついてないこと。
もうひとつは、何かやったときの報酬がないこと。
多くの女性は、若い頃にアシスタント的な仕事しかさせてもらっていません。
会議に参加しても聞いているだけで、場合によっては参加すらなし。
自分の頭で考えて、何かを成功させたという体験に乏しいのです。
これは、地方に行けば行くほど顕著になります。
本社機能がなかったり、圧倒的に中小零細企業が多いためです。
わずかしかない頭脳労働のポストは、ほとんど男性で占められています。
与えられたことをソツなくこなすことにまい進していた彼女たちに
いきなり「自分の頭で考えろ」と言っても、なかなか難しいのが現実です。
ですから、「もっとこうして欲しいのにやってくれない」と、
彼女たちの裁量任せるのはやめて、仕組化することが重要です。
女性は決められたことはキチンとやりますから、
まじめにコツコツ、サボルことなくやってくれるものです。
もうひとつの報酬というのは、給与や賞与はもちろんですが、
それだけではありません。
「線を引かれてる」という前に、あなたが「線を引いて」いませんか?
パートだからと、諦めていませんか?
その「諦め」を彼女たちは敏感に感じ取っています。
期待されていないと感じたと瞬間に、自ら線を引くことで
自分が傷つかないよう保身しているのです。
日ごろの作業をこなしていることが多い彼女たちには、
褒められるチャンスも少ないものです。
決して「パートの安い賃金だからこの程度でやめておこう」
最初からそう考えてる人はほとんどいません。
そう言わせているのは、実は皆さんの方なんです。
まずは、小さなことを任せてみる、小さなことについて意見を求める
そしてそれができたら褒める、この繰り返しが何にも増して重要です。
誰にでも潜在的な能力が隠れています。
慣れておらず、発揮の仕方を知らないだけです。
結局、この企業様のパート教育をお任せいただくことになりました![]()
どんな力を発揮してくれるか、楽しみ![]()
しかも、成果が出てくれば、正社員への道も開かれているそうです。
一緒に頑張りましょうね~![]()