家族のあり方や男女平等、女性の社会進出などにおいて、これまで「進歩的」と言われていた考え方が、最近底を打ったかと思われる傾向が進んでいます。
NHK放送文化研究所が、5年ごとに行っている
「日本人の意識構造」調査 より。
例えぱ、
「結婚したら女性が当然、夫の姓を名乗る」という質問に対して20代の男女に質問すると、
1973年の39%から2003年の18%まで、ずっと減ってきていたのに、2008年には23%と増加しています。
「父親は仕事に力を注ぎ、母親は任された家庭をしっかりと守る」も同様、
1973年の40%が2003年の6%まで減り続け、2008年には8%とわずかですが増加しています。
「女性は結婚したら家庭に専念するのがよい」もほとんど同じ数字です。
(そういえば「専業主婦になりたい」という女子大生が増えてますよね)
今さらですが、ほんっとに時代が変化してきた感じです。
私が若者だったころを含めて最近までずっと、古い=ダサいとか前近代的だとかいう意識が大きかったように思いますが、今の若者は、古い=安定とか安らぎ、のような意識が大きい気がします。
過去との決別が近代化であり、近代化こそが進歩だと信じ続けてきた時代が終わろうとしているようです。
上の調査の中でも、「奇跡を信じる」とか「あの世・来世を信じる」のような宗教的なものに対する意識が高まっているそう。
経済の右肩下がりしか知らない若者にとって、心の拠り所を求める気持ちが大きいのでしょうか。
今は20代の彼らも、当然年齢がどんどん上がってきます。
そして、主婦になる人も増えてきます。
これまで似たような価値観だという認識で「主婦は・・・」とか発言してきたことも、だんだん通用しなくなるのかなーと、ちょっぴり危機感を感じます。
モノを作っている人も、売っている人も、この価値観の変化をしっかり認識しておかなければ!?