※梅の蕾がほころび始めました
同じ日に、全く同じことを言っている話を
別々のところで目にしました。
どちらも、相手を「利益をもたらす客」ではなく
「友達」と思って接し、相手の喜ぶことを喜びとすることで
結果、自分の利益も伸ばしていく、という話でした。
同じ日に見たので、私的にはちょっとびっくりです![]()
ひとつめは、ドトールコーヒーの創業者の話。
ある街で、順調に客足を伸ばしていた店の店主が
コーヒー豆が売れなくて困っていました。
そこで、この創業者が店主に伝えたことは、
「毎日2人の友達を作って、その友達に、
美味しいコーヒーの淹れ方を教えてあげてください。
そうすれば、1年間で720人の友達ができます。」
その店の店主は、毎日友達を作るように
一生懸命美味しい淹れ方を教えてあげました。
そうすると、淹れ方を習ったお客様が
次々とコーヒー豆を買って帰ってくれるようになりました。
もうひとつは、サントリーの若干30才営業マンの話。
営業先の飲食店で、
ビールをいくらで提供して、どんなグラスで出せば
お客様が喜んでくれるかを、真剣に考えて提案。
まさに、友達の店の成功を願うような気持ちで。
友達のように店舗づくりを一緒に考えてくれる営業マンを
応援したくなるのは人情というもの。
結果、彼はトップクラスの営業成績を残しているのです。
ビール業界では、後塵を拝しているサントリー。
キリンやアサヒというモンスターメーカーがいる中、
好成績を残すのにはこういう努力があるんですね。
一見遠回りに見えるこのスタイル。
でも、実はいつの時代でも通用する
商売の基本のような気がします。
「どうやって売ればいいのか」
そこばかり考えて追いかけていても
お客は逃げるばかりだと思います。
商売上手の近江商人の教えは「三方よし」
相手よし、自分よし、加えて世間よし、です。
自分の利益しか考えられない会社は、淘汰されていくでしょうね。
