番外編「徳島城博物館講座」レポート | 能meets

能meets

観世流能楽師 林本大による
わかりにくいからこそ面白い能の、わかりやすく「濃密」な講座。
「能が皆さまに会いに行く」をモットーに大阪・東京・高知・栃木、他(福岡、長崎、札幌)で開催。
全国展開中!
スタッフ運営。

美馬教室の翌日、林本先生はこちらでまたまた講座とお稽古。

 

徳島城博物館です!

以前2月の能meets高知の翌日に能meets徳島城博物館として講座を開催させていただきました。

 

こちらで6月から定期講座と、その講座を受ける方の中から希望される方はお稽古も!そしてその中から希望者は、11月に行われる発表会「観月能」に出演されます。

凄い企画です!

こういった公共の施設の企画ならではですね。

 

まずは午前中からお稽古。

講座も行う、日本庭園の見える和室の大広間で。

とても気持ちのいい場所です。

 

博物館に入館すると、大広間から先生の謡の声が聞こえてきます。

この日博物館に来場された方は、ちょっとしたお得な気分になるんじゃないかな、なんて思いました。

 

 

 

発表会までもうお稽古回数があまりないので、熱心に朝から来られている方が多いです。

謡・仕舞とどんどん続きます。

また美馬教室とは違う、雰囲気で皆さま様々な理由で参加されているようです。何回も出演されている方もいらっしゃいますし、初の方もいらっしゃるようで幅広い!

その方その方に合わせたお稽古です。

 

講座の始まるギリギリまでお稽古が続き、そこから装束講座。
この間先生は少し飲み物を飲まれただけです…!!
 

 

 
レジュメを見ながらの解説の後は、実際に着付けを。
お手伝いもいただきながらですが、ほぼほぼ一人で着付けをされていきます。もちろん解説を入れながら。
いつも見惚れる光景です。
 
講座に参加されている方も時には感嘆の声をあげたり、写真を撮りながら…興味津々の様子です。
 

着付けが終わった時には「きれい~」と声があがっていました。

 

そして90分の講座が終わると…またお稽古!!

せ、先生大丈夫でしょうか…。

 

この徳島城博物館の講座とお稽古には、美馬教室からも数名通ってらっしゃる方がおられます。

櫻間さんご夫妻と、袴の成田さん、そして猪尾さん。

成田さんはこちらでも猩々のお稽古を。

そして櫻間さんは美馬教室の当日パンフレットの為の打ち合わせも少しされるのに最後まで皆さんのお稽古を見守っておられました。

猪尾さんは、ここでも参加されている方にアドバイスをされたり、当日の着物の相談に乗ったり…

林本先生もきっと、心強い存在に感じていることと思います。

 

その証拠に…突如「岩船」のワキを猪尾さんに任せてらっしゃいました。

すぐさま対応する猪尾さん。凄いです!

 

 
前の方がお稽古されている時に次の方が後ろでお稽古をしていたり、廊下で復習される方も。講座生の方同士でもお互いに確認を。
皆さん本当に熱心です。
発表するお舞台が用意されているからこそ、更に皆さん熱が入るのかもしれませんね。
 

 

一通り仕舞が終わった後に「あそこが…」と指摘される様をみて、お稽古を観ていた方が笑顔で「ようみてんな…」と呟いてらっしゃたのが、ほほえましく印象的でした。

 

「二人静」「玄象」「松風」「岩船」

「三輪」「高砂」「猩々」「安宅」「老松」

とにかくたくさんの曲の謡や仕舞やその両方を次々にお稽古されていったり、時には録画用に先生が舞われるのを見て、改めて凄いなぁと感心しました。

 

全てのお稽古が終わったのが閉館時間ジャストの17時。

11時からノンストップでお稽古に講座にそしてまたお稽古。

 

林本先生、本当にお疲れ様でした!