一日能楽師入門体験
① 楽屋入り 其の一
まずは能楽堂への入り方。
もちろん能楽堂によって入り口は変わりますが…
南川さんには「ジャケットでお願いします」と連絡をしていたのですが、スタッフの言葉足らずで…![]()
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ジャケット=上着
と解釈された南川さんは「寒いからと気遣ってくださった」と受け取られ…カジュアルなアウターを鞄に入れ、ジャージ姿で登場されました。
本来は先生のように、襟付きのシャツとジャケットを羽織る。
そういった服装です。
普段能meetsではお着物姿なので、先生のこの姿も新鮮ですね。
催しによって、スーツやネクタイのありなしなども判断するそうです。
後は、別の催しと掛け持ちの場合は、着物姿で能楽堂入りされることもあるとか。
あまりジーンズや皮ジャンなどの超カジュアルな姿は、私も見たことがありません。ちょっと見てみたい気もしますけどね。
鞄も着物が入っているので、会社員の方がお持ちの物とはちょっと違いますね。
入門体験なので、南川さんが先に能楽堂入り…
そして挨拶ですが、今回は入り口でしていただきましたが、本来はもっと早く入って、楽屋で準備をして待つそうです。
早速服装に注目が…
スタッフの連絡ミスもあり、先生も笑ってくださいました。
良かった…![]()
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南川さん、失礼しました!!
ただ…
畳のある場合は「本来は座って挨拶しますよ」との事でした。そうかそうか!!
この、座る・立つはこの後も何度も出てきます。
挨拶の言葉も…
他の古典芸能や、演劇界、そしていわゆるテレビ業界などでは、朝でも昼でも夜でも 「 おはようございます。」
がスタンダードなのですが、
能楽界ではその決まりはなく、
朝なら 「 おはようございます。」
昼なら 「 こんにちは。」
夜なら 「 こんばんは。」
なんだそうです!
これは実はスタッフも最初、挨拶をするたびに何か変だな?と違和感を感じていたんですが…![]()
こちらが「おはようございます。」と言っているのに対し、能楽師の先生方は「こんにちは。」や「こんばんは。」と仰っていたんですね。
気づくの遅…!
そして、この能楽堂へ入った最初の挨拶のあと、自身の出番前に先輩方に
「よろしくお願いいたします。」
という挨拶ももちろんされるそうです。
先程の能楽堂入りの挨拶も、お舞台前の挨拶も、「意外と普通の言葉を使うんだな」と感じました。
勝手にもっと「お先に勉強させていただきます」とかはたまたもっと分かりにくい言葉を使った専門的な文言があるのかと思っていました
そういったものは特になく、しっかりとご挨拶する、ということが大切なんだそうです。
そして南川さんも着物(今回はご自身の浴衣ですが、本来は浴衣ではありません)へと。
着替え方も、いつでも人前に出られるように、着ているものを全部脱ぎ切って下着のみの姿になる瞬間がないような配慮があるんです。
またこれは先生の着替えの際にもご紹介します。
南川さんも、殺陣を習われているそうですが…帯はちょっと先生がお手伝い。
これも入門体験だからこそです。さすがに南川さんも照れ笑い。
そして準備が逆になりましたが、足袋を。
これも
足の裏を人がいる方へ向けない
お尻をつけてしまうと、師匠に呼ばれた時に、初動が遅れるのでお尻を付けずにしゃがんで履く
など細かい心遣いがあるそうです。
…すごいです。
次回、其の二は楽屋準備です!










