能meetsかむなびが12/16かむなび離れで開催されました。
ご来場ありがとうございました。
とても凝縮された素敵な空間。しかし、立って舞う事は難しい。
なので「謡に特化した聴いていただく講座」と銘打っておりました。
が、先生も「初めてのこと」と仰っていました。
自己紹介からはじまり(時々忘れられるんです…)おもむろに海士の解説。
ホワイトボードもないので、漢字一つ丁寧に説明されていきます。
いつもならA4の用紙で解説を用意されるのですが、今日はそれもありません。
「手抜きしました」的な事を笑いながら仰っていましたが、実はこれは「敢えて」だったと思います。
目ではなく、今日はすべて「耳」で受け取っていただき、頭の中でそれを各々イメージしていただく。
紙媒体の解説はきっと邪魔になっていましたね。
能meetsかむなびの講座会場の離れは空間的にそれが出来る場所でした。
縦長の空間で、畳の上で、「声・音」に集中する。
先生に向かって皆さんが集中されていく様子がわかりました。
「聴くだけ」なんて、ともすれば飽きそうな状況ですが、そんな事は全くなく。
もちろん、小道具や能面などもたまに挟みつつ…でも本当にそれは少ない時間でした。
迫力のある謡を聴かせたかと思うと、パッとそれを止めて、解説。
時には笑いが、時にはうなるような納得の声が。
参加頂いた方もしっかり「音」で反応をされていました。
何故ここはこう謡うかや、海士の演出のお話、それを聞いた皆さんが納得の大波を起こしていった時は素晴らしい瞬間でした。
先に説明をされてから謡われると、「何を言ってるかわかる」となり
先に謡われてから、後でその説明をされると、「なるほどさっきのはそういう事か」と
耳に集中していくという体験が出来ました。
能meets北浜の曲解説ともまた違う「聴く解説」
北浜では、道具に装束に舞にと、視覚的にも面白く大変好評いただいていますが
圧倒的に謡の量が多いかむなびも大変興味深く面白く、お得な講座でした。
どちらもこれからもどんどんやっていっていただきたいです。
北浜のような解説と、かむなびのような解説で、是非とも同じ曲を取り上げていただきたいと思いました!
とはいえ…
あまりに熱が入りすぎて約80分の講座の55分が海士の前半で終わるという…
先生…。
でも殆どの曲が後半に見せ場や盛り上がりがある中、海士は前半がどれだけ面白いか、というお話でしたのでそれも仕方ないですね。
残り10分後半。紅葉狩に至っては、約20分強。
その配分もまた先生らしく面白かったです。
ただ
「次からは一曲ですね」
とも仰っておられました。
懇親会の様子はこの次で。










