九段下の複合ビル「九段会館テラス」は、かつての「九段会館」を建て替えて2022年に竣工。

国の登録文化財である旧九段会館のファサードの一部を残した保存棟と、オフィスフロアを備えた新築棟からなる。

 

歴史を感じさせるビルだが、奥にはオフィス棟があり飲食店も複数入るので、多くの若い人が出入りし活気がある。

昼時には前庭にキッチンカーも入っている。都市においては、昔のまま再建してまばらな訪問者というより、こうした再利用ははるかに好ましい。

 

早咲きのサクラ?

 

隣には武道館が見える。

 

建物は元は「軍人会館」4で、1934年竣工の登録文化財(帝冠様式)で、二・二六事件の戒厳司令部が置かれた場所であった。そのためか周りにはいくつかの軍関係の石碑や遺物が置かれている。

 

薩摩藩士の砲兵大山弥助(のちの大山巌元帥 )が1885年に四斤山砲を改良し発明した弥助砲の砲身。

展示というにはかなりぶっきらぼうに、交番の横に置かれた感じ。

 

「西征陣亡陸軍士官学校生徒之碑」

西南の役(1877年)における陸軍士官学校戦歿者の慰霊顕彰。

 

旧九段会館の解体によって廃材となった鉄骨柱の脚部。

 

筆者のメインのサイト『日瑞関係のページ』はこちら

筆者の著書一覧はこちら (アマゾン)

『第二次世界大戦下の滞日外国人(ドイツ人・スイス人の軽井沢・箱根・神戸)』

こちら