10月下旬の軽井沢訪問。紅葉の季節には少し早く、観光客は少なくて、交通機関も、飲食店も快適に利用出来た。
軽井沢駅から旧軽井沢を経由して雲場池に向かう紅葉シーズンのみ運行のシャトルバスは、お客は私ひとり。紅葉がもう少し進むと乗客もどっと増えるでしょう。
その雲場池の源泉は数百メートル上流にあり、小さな渓谷として水が湧き出て「御膳水」と呼ばれる。訪れる人もほとんどなく、静寂に包まれ、非常に雰囲気が良い。
地元ではかつて「お水端」と呼ばれ、親しまれた。
「ホテル鹿島ノ森」の敷地内にあるというが、ホテルは見えない。しかし水源の上方にわずかに近代的な別荘が見えるのが残念。
水面にはクレソンが育っているというが、いわゆる藻も混じっている気がする。近くではクレソンが栽培され、「ホテル鹿島ノ森」で提供されたという話を聞いたが、、、
これからの紅葉の季節、雲場池を訪問したら、ここまで足を延ばしてはいかがでしょうか。
諸大名や宮家などの御膳に用いられたことから「御膳水」と名付けられた。明治11年に明治天皇が軽井沢の旧本陣にて昼食をとられた時も、この湧水が御膳水として使用された。
明治天皇がその水を使った昼食を摂ったのが、かつての軽井沢宿の本陣であった。
「明治時代になってから唯一賑わったのは、明治天皇巡幸のとき。その時は殿様などを泊める本陣御殿が取り壊されてしまっていたため、新築する時に長野県庁に借金を申し込んだ」と本陣の直系佐藤芳寿氏は自著で語っている。
それも間もなくして取り壊されたようだ。
現在は「明治天皇軽井沢行在所」の碑が残る。そしてこれが現在、唯一の本陣の存在を語るものでもある。
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