以前投稿した「終戦時まで東京に残留したドイツ人」の中で、戦時下の上智大学について次のように書いた。
「上智大学にはブルーノ・ビッテル院長を筆頭に11名もの教師、宣教師、料理人などが学内に残留した。大使館同様、ここでも料理人がグループに加わっている。
上智大学に隣接するイグナチオ教会は(1945年)5月25日の空襲で破壊された。大使館と同じ日である。以降は元学長のヘルマン・ホイヴェルスが大学内のクルトゥルハイム聖堂でミサを行なった」
このクルトゥルハイム聖堂は陸軍の軍人で、陸軍大臣も務めた高島鞆之助の邸宅として明治30年代に建てられた後、イエズス会が購入し聖堂に生まれ変わった。シンプルな仕上がりのネオルネッサンス風を基調とした建物である。上智大学の構内にある。
筆者は訪問する機会に恵まれたが、明治時代に建てられ、関東大震災に耐え、空襲を免れた姿は、誠に立派というしかない。
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