アルセーヌ・ルパン第6幕 | 劇団ねずみ座

劇団ねずみ座

ちいさな仲間たちがお芝居を繰り広げます

突然で申し訳ございません。
 

日吉丸さん(ネコ)

竹千代さん(ネコ)

ピグミちゃん(ネコ)

モモちゃん(ネコ)

とらこちゃん(モルモット)

その他エキストラのみなさん

 

ネズミ流
童話を演じます。


「アルセーヌ・ルパン第6幕」

 

 

 

ルパン

裁判の日

 

 

傍聴席は

 

アルセーヌ・ルパンを

ひとめ見たいという

 

民衆で

溢れかえりました。

 

同窓会状態ですよ。

 

 

裁判長

「被告人、起立。

 

名を

名乗りなさい。」

 

裁判長が

被告人席に

呼びかけました。

 

被告人の男

「ボードリュ・デジレ・・」

 

は?

 

アルセーヌ・ルパン

でしょ?

 

 

裁判長は

ルパンの罪状を

読み上げました。

 

裁判長

「ある時は

細菌学博士の教室に

助手と偽り侵入し

奇想天外な実験を繰り返し

 

ある時は

自転車競技の選手だと偽り

レースに無許可で参加し

優勝賞金をさらい

 

ある時は

バザー会場で

多くの人命を救助し

ついでに盗みを働いた

 

またある時は・・」

 

へんなことばかり

してるのね(汗

 

裁判長

「被告人

アルセーヌ・ルパン。

 

これらを

事実と認めるか?」

 

 

すると

被告人は

 

また

同じ言葉を

繰り返しました。

 

被告人の男

「ボードリュ・デジレ・・」

 

 

被告人の男

「ボ、ボードリュ・デジレっ!」

 

裁判長は

ルパンの様子が

おかしいことに

気づきました。

 

裁判長

「被告人。

具合が悪いのなら

今日の証言は

中止にしてかまわない。

 

誰か医者を。」

 

 

ルパンがおかしい!

ルパンどうした?!

 

傍聴席が

ざわつきはじめ

 

ガニマール警部が

声をあげました。

 

ガニマール警部

「裁判長!

 

被告人に

近づくことを

お許しください!」

 

 

ガニマール警部は

被告人を

見つめました。

 

ガニマール

「髪の色、肌、体格・・

 

この男は

ルパンと

非常に良く似ています。

 

でも

目つきが違う。

 

裁判長、

わたしは断言します。


この男は

アルセーヌ・ルパンでは

ありません!」

 

 

裁判長

「どういうことだ。

 

誰か

説明できる者は

いるか?」

 

そこへ

サンテ刑務所の職員が

駆けつけました。

 

職員によると

 

 

同じ

刑務所内に

 

ルパンそっくりな男が

拘留されていて

 

その男の名が

「ボードリュ・デジレ」

 

一夜だけの拘留で

翌日釈放される

予定でしたが

 

釈放される

まさにその日

 

 

ルパンの

乗っていた護送車と

 

同時間帯に

居合わせていて

 

ふたりは

すれ違っていたらしい・・

 

裁判長

「まさか?!

 

その時に

入れ替わったと

いうのか?」

 

 

そして

被告人の男も

証言しました。

 

(被告人男の証言)

「護送車に

乗っていたら

 

数人の男に

囲まれ

連れて行かれたが

 

独房の居心地が

快適だったので

そこで寝てしまった。」

 

裁判長

「ならばその

入れ替わった男を

連れてきなさい。

 

そちらが

本物のアルセーヌ・ルパン

なのだろう?」

 

それがですね

 

 

釈放した・・?!

 

入れ替わった男は

すでに

釈放されていました。

 

元々その日が

釈放予定だったのです。

 

ん?

ということは?

 

本物のルパンは?

 

傍聴席から

声があがりました。

 

民衆

「ルパンが釈放された・・?」

 

 

やったーーーーっ!!!

 

民衆は

一斉に声を挙げました。

 

民衆

「ルパンが逃げたぞ!」

 

「ルパンが逃げたぞーーっ!!」

 

 

裁判長

「みなの者、静粛に!」

 

民衆

「前代未聞だ!!」

 

「史上初の快挙だ!!」

 

「アルセーヌ・ルパンが

 

サンテ刑務所を

脱獄したぞーー!!」

 

ところで裁判長、

この男(被告人)は

どうします?

 

というわけで

 

 

被告人の男は

 

正門から

堂々と

サンテ刑務所を

出てきました。

 

被告人の男(ルパン)

「”目つきが違う”だって・・

 

ガニマール警部も

まだまだだね。

 

目つきなんか

アトロピン(薬剤)を

5滴も差しておけば

変えられるんだよね。」

 

は?

 

 

新聞配達員

「号外ーーっ!

 

大ニュースだよ!

 

アルセーヌ・ルパンが

サンテ刑務所を

脱獄したよ!」

 

ルパンが

サンテ刑務所を

脱獄したよーっ!」

 

あっ

ごめんなさい。

 

よくわからなかった方

解説しますね。

 

 

護送車同士が

すれ違い

 

ルパンが

自分に似た男と

居合わせましね。

 

この時

”ふたりが入れ替わった”

と見せかけて

 

入れ替わっていません。

ずっとルパン本人。

 

トリックを

みんなに

信じ込ませるために

 

似た男(=ボードリュ)を

仕込んだのも

ルパン(と仲間)です。

 

 

ほんとに

入れ替わっても

良かったのかも

しれません。

 

でも

一歩間違えれば

処刑されるかもしれない

危険なミッション

 

ルパンは

自分以外の人間に

そんなこと

許しませんでした。

 

そして

裁判当日

 

 

ルパンは

薬で目つきを変えて

 

諸々を

ボードリュに

なりすまし

 

迫真の演技をすれば

完了です。

 

指紋採取とかしないのかよ?

って話になりますけど

ベルティヨンシステムという

当時の犯罪者の身体測定法があって

それをチーム・ルパンが操作しまくって

興味がある人は原作をご覧ください。

私に突っ込まないで下さい(涙

 

こうして

 

脱獄不可能と言われた

サンテ刑務所を

 

ルパンは

正門から

堂々と出てきたのでした。

 

 

 

突然ですが

 

場所も場面も変わって

フランス某所

 

 

ひとりの男が

やってきました。

 

ボードリュ

「やあルパン。」

 

 

ルパン

「ボードリュ!

 

君のおかげで

すべてうまくいったよ。

ありがとう!」

 

※ボードリュ・デジレも

チーム・ルパンです。

みんなグル。

 

ボードリュ

「いいや。

無事で良かったよ。

 

あれ?

どこかへ出かけるの?」

 

 

ボードリュ

「きみは

ずいぶん痩せたよ。

 

今日は

休んだ方がいい。

 

獄中生活が

響いたんだろう。

 

栄養を

しっかりとって

よく眠るんだ。」

 

でも

まるちゃん

「6キロは超えないで」って

ままが言ってましたよ(ぷっ

 

ルパン

「痩せた?

そうかな?

 

でもそうも

言っていられないんだ。」

 

 

ルパン

「これから

夕食の約束があるんだ。

出かけないと。」

 

ボードリュ

「夕食だって?

 

今日はやめなよ。

疲れているんだろう?

 

誰と行くんだい?」

 

 

ルパン

「イギリス大使とさ!」

 


 

 

今回ご出演いただいた
キャストの皆さん

 

アルセーヌ・ルパン

ちよまるさん家

日吉丸さん

 

ガニマール警部

代貸のチロさん家

ピグミちゃん

 

ガニマールの部下

オグリさん家

モモちゃん

 

ネリー・アンダーダウン

レインさん家

ブリジットちゃん

 

レディ・ジャーランド

そうちゃんさん家

あめちゃん

 

ロゼーヌ

miyuyuさん家

らてくん

 

カオルン男爵

みきさん家

みかんちゃん

 

アンリエット

うちのかめ

 

ネズミ警察

うちのつー

うちのちゃちゃ

 

裁判長

まりままさん家

とらこちゃん

 

Special Guest!

ベルナール・ダンドレジー

大阪のスミレさん家

にぃちゃん

 

Special Guest!

ドルー伯爵

にゃんずママあこさん家

ゆうたさん

 

Special Guest!

ボードリュ・デジレ

ちよまるさん家

竹千代さん

 

Special thanks for you!

 

どうか皆さん
温かい拍手をお願いします!

ご覧くださった
みなさまにも
私から拍手です。
有難うございました!

 

 

ちよまるさんブログは

こちら

 

 

代貸のチロさんブログは

こちら

 

 

オグリの一言さんブログは

こちら

 

 

レインさんブログは

こちら

 

 

そうちゃんさんブログは

こちら

 

 

miyuyuさんブログは

こちら

 
 
みきさんブログは
こちら

 

まりままさんブログは

こちら

 

 

大阪のスミレさんブログは

こちら

 

 

にゃんずママあこさんブログは

こちら

 

 

 

こんな

すみっこブログに

来て下さったみなさま

 

出演者

関係者のみなさま

 

いつも

リブログして下さった

オグリさん

 

翻訳を

こころよく引き受けて下さった

スミレさん

 

情報誌「にゃあ」に

いつも掲載してくださった

レインさん

 

ほんとうに

感謝しています。

有難うございました。

 

みなさま

今年も

お世話になりました。

 

よいお年を

お迎えください!

 

 

 

劇団ねずみ座