14歳のモハメッド君が持ってきた時計を見た先生は「爆弾みたい」。警察が介入し、彼は手錠をかけられて学校から連れていかれるという事態に発展したそうです。
モハメッド君はイスラム教徒の家庭出身。NASAのTシャツを着た彼が手錠をかけられている写真がSNSに流れると、これはracial profiling(人種を理由に犯罪性向があるとみなされて捜査の対象になること)だということであっという間に広がり、#IstandWithAhmedというハッシュタグを使って多くの著名人も彼のサポートに立ち上がりました。
オバマ大統領もその一人。

ツイッターで、ホワイトハウスにその時計をもっておいでよ、という招待をしたのです。(こういう時、アメリカでは大統領と国民の距離が近いなと感じます)
こちらの記事を読むと、この高校生は数日間停学になったそうですが、もうこの学校に戻るつもりはないそうです。
全米から注目を集めたこの事件。Facebook上ではさっそく「まぁテキサス州だからな(こんなことがあっても驚かない)」とか「英語の先生はこれだから…(爆弾だと勘違いしたのは英語の先生)」という、本題とは外れたところでも応酬が起こっていますが、こういった事件に対する反応の速さもSNS時代ならではだなと感じます。
人種や宗教によって差別されることなく、モハメッド君の好奇心や探究心を思う存分追及できる学校が見つかるといいですね。
アメリカについて語る際には避けることのできない人種問題。ここ数年は黒人が警察から暴力を振るわれるケースも相次いでおり、問題の根深さを感じさせます。