協生農法完全実践者は国内にいない | 野人エッセイす

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森羅万象から見つめた食の本質とは

協生農園を築き上げるのはあくまで収穫の準備段階であり、その段階では自然農と見た目は似ている。

極端な野菜果樹の混生密生は差が出て来るが、不耕起や農薬肥料など異物を持ち込まないのは同じだ。

 

自然農法などと協生農法は何処が違うのか。

協生農法において最も重要なことは何か。

農法として成り立たせる神髄部分であり簡単なことだが、はっきりと断言出来る人は農法実践者の中でも少ない

 

協生農法の神髄であり、農法として成り立たせる最も重要なことは「毎日収穫・直売」であり、これがやれたのはアフリカだけだ。近くの市場に出したのだが・・

 

農法を完全に実践出来るのは、専業で毎日農園に出勤出来る人だけ。 兼業・自家用はもっと気楽にやれる。

これまでのような種蒔き期、収穫期など季節ごとの部分労働ではなく、時間の使い方が会社員と大差ないのが農業としての協生農法であり、たまに少量収穫・手入れする家庭菜園は農法と言うより「協生栽培」だな。 報道された農園はすべてこれに当たる。

 

周年、日々の仕事は「間引き収穫販売」であり、管理や種蒔きはそのついで

毎日収穫出来る農園を作り上げ、収穫・直売しながら維持するのが協生農法。 葉野菜は密生させ標準サイズを待たず間引き販売のほうが生産効率がはるかに上がる。 周年・毎日・入金。

 

だから、本業を持つ野人・原人だけでなく、薮木、森など本業を持つ協生農法士も、サンプル農園を作って教えることは出来ても、完全な協生農法はやれない。

農法として最も重要な連日間引き販売が出来ないからだ。

これが出来なければ正確な生産量は出せない。

 

間引き収穫販売とは、混生密生して間引きの段階から正常なサイズまですべて農産物として出荷すると言うことだ。

大根ならサイズで、3本百円、2本百円、1本百円・・と言うように。

小さかろうが大きかろうが植物・食べ物としての本質は変わらない。 協生農法の収益の大半はこれであり、果実は農産物の一種に過ぎず年に一回、たくさん出来るわけではない。

農産物が大きくなるまで、一般サイズになるまで放って置くほど生産高は低くなる。

 

では、何故野菜を育てることをせず、生長には介入せず、ひたすら収穫するのか。

他の農法は育てることが重要だが、協生農法はまったく無視して毎日収穫を続ける。育てず略奪のみ・・不良の農法かもなグラサン

 

農業の常識、栄養学などで考えれば重要成分が枯渇して破綻するはずだが問題はない。草も同じで抜いても幾らでも生えて来る。

肥料などは関係なく、濃厚な生態系から得られる動植物・微生物の「生命エネルギー」によって植物は生長し、その為に地上部の枝葉も地下部の根も密生、多くの生物を呼び込んでいる

 

間引き過ぎて「空間」を作らず、隠れていた芽を陽光で成長させれば空間は埋まる。

大きく空間を開け、さらに表土が剥き出しになればエネルギー不足で生長は遅れる。

砂漠なら再びそこから砂漠化が進むことになる。

 

年間の収量が膨大な理由は、周年野菜に埋め尽くされて空き地がないからだ。

トラック競技に例えれば400m走競技で、一般的なレースと異なり5秒おきに9人ずつスタートさせるようなもので、上空から見れば常にコースには大勢の人が走っている。

全速・ベストは出せないが、同時間中、例えば5分間で何人ゴール出来るか比較すれば差は歴然。

 

同じ目方ならレタス大1個もレタス小3個も同じ。

同じ大根なら、太く長くて葉なし1本よりも、小2本で大根も葉も生で美味しく食べられる音譜方が良い、さらに小が3本でも構わない。 その方が簡単に分けられて使い勝手が良いのでは。

 

生態系を築き虫や鳥達が集まれば、枯渇することのない無尽蔵の生命エネルギー発電機になる、そう考えればよい。

その仕組みを詳しく知るには理論の理解が不可欠になる。

 

だから土や野菜を作ることなど考えず、収穫に没頭出来る。

これが、土も養分もないアフリカの砂漠で驚異的な生産量が得られた理由だ。植物は生命エネルギーを使って有機を生む。

 

その仕組みを表土から破壊して肥料などで補おうとすれば枯渇するのが当然で、早期肥大した農産物は食べ物としての本質を失い不完全な細胞になる。

キウリでもミカンでも、枯れてしなびるか、溶けて腐るかの違いであり、正常な自己分解は困難になる。

 

協生農法とは野菜の作り方ではなく独特の収穫法

何を植えてどのような生態系を作るかは個々のセンスでやればよく、多種混生ならどれも大差ない。

何を植えようが放って置けば生態系は築ける。

 

野菜を育てることより効率的な配置や収穫法を考えた方が役に立つはず。 農業なら連日間引き収穫販売、家庭菜園なら適当に食べるだけ収穫、その違いだ。

 

国内で完全な協生農法やれている人は野人も含めて一人もいない。 だから農園を見てもわからないし参考にもならない

覚えることはたいしてなく、すぐに誰でも出来る。

理解する為の自然界の仕組みのお勉強の方が膨大で、はるかに時間がかかる。

 

本格的に農法を習得したいなら見聞きするより協生理論から入った方がわかりやすい。

 

 

昨日の記事

 

砂漠の緑化・森の復元が簡単にやれた

土作りも野菜作りも必要なく周年毎日収穫可能

日々収穫するほど他の野菜の生長は早まり生産量は上がる

植物が育つ仕組み・動力もわからずに植物と大地を相手には出来ない

 

 

 

     協生農法士候補必読 グラサン

 

 

実験むー農園 2015年11月

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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