最上部 湿地帯 ガマなど水草が繁る
数十年ぶりに草が刈られたが 足が埋まる・・
地主さんと桃太郎
桃太郎の計らいで新たな谷の最上部にある湿地帯を地主さんと3人で下見・協議した。
広さは2反・600坪前後で祖父の代50年前は田んぼだったと言う。
大昔から湿地帯でやがて田んぼになり、再び湿地帯に戻って50年と言うことは、これが本来の無理がない姿と言うことだな。
地主さんの家はこの谷の下、最も近い家で谷の上まで見通せる。
この湿地を使ってもらいたいと申し出てくれたが、野人の気持ちはこの地を見た時から決まっていた。
谷の頂点にあり、人の侵入を拒むジャングルのようなこの湿地が最も素晴らしかったからだ。
造成して使いこなすのは大変だが一番面白い。
水の道を作り手を加えるのは最小限、出来るだけそのまま保存、湿地の中に果樹園が誕生する。
理由はもう一つある。
兵法では補給路を断たれたら前線は崩壊する。
最上部のこの水源は水と食料の補給路に当たり、この地を押さえられたらこの谷全体が使えなくなる。
まずそんなことはないだろうが、既存農法やわさび栽培やアマゴなどの養殖だ。
使うか使わないかに関わらず、他の3つの谷同様に最上部の水源は不可欠。
これで山水の水源4カ所を確保したことになる。
この谷は水との戦いだったろう。
豪雨で鉄砲水が出る度に小川は氾濫、水路を壊しすべてなぎ倒し、砂泥で埋め尽くして行く。
山からここに集まる雨の量と水路の規模が合っていないのだ。
この「氾濫水没」を念頭に入れて野人は造成している。
果樹園の中を走る大きな排水溝がそれであり、氾濫水没のあとにいかにして素早く排水するかだ。
水が止まらず沼にならなけれB湿地帯にならない。
防波堤などの補強で人は川の氾濫を防いで来たが、この地はいかに「水を制すか」ではなく、農地の中に無理なく水を通し、水を最大限に活かす水との協生だ。
水を山の恵み、財産だと思えば素晴らしく、水やりしなくて済むだけでなく水が植物の生長に必要なエネルギーを運んでくれる。
水の流れは止まらない。
流れに逆らうことなく水と共に生きればよい。
その理念で野人は水流護身術を創り上げ、そのように生きて来た。
この最上部の最も人の侵入を拒んでいる湿地帯。
水が少ないこの時期に桃太郎がやれる範囲で草を刈ってくれた。
開墾、造成は読者の皆さんにも手伝っていただきたい。
時間はかかるがこの地がどのように復活するのか・・
桃太郎とむー太郎
開墾猛煙の状況2 新たな農地
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ガマの穂で遊び放題







