タコの獲り方2 隠し剣・・ | 野人エッセイす

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森羅万象から見つめた食の本質とは

  む~ドキドキの爪 メラメラ 


  やじん手作り 隠し剣・・

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隠さない小モリ・・が正しいが 


舌噛む・・ので 隠し剣にした


タコの急所は目と目の間で、そこから頭の真後ろではなく下の口に向けて貫通すると瞬時に色が白く変わり力が抜ける。

吸盤など個々の体の細胞は長時間生きているが全体の動きはコントロール出来なくなる。

「活けジメ」とは司令官の指揮を奪い、兵隊である細胞を出来るだけ長く活かす技だ。


隠し剣むーの爪は全長28㎝、モリ長13㎝の超短モリで、穴を覗き込んで急所に一撃、力が弱るまで水上で待つ。

タコは自力で抜くことが出来ない構造で、ぐったりすればこの程度の一本モリでも簡単に穴から引き出せる。

500gのタコが1キロになるとそのパワーは4倍、2キロを超えれば下手にかまうと水中ではこちらが危ない、迂闊に掴まないことだ。

腕全体に何本も足を絡ませて吸い付き・・首を絞めに来る。

もの凄い力で、はがそうとしても容易にはがれず血が出ることもあるし噛まれると痛い。

タコの歯は鋭いタカの口ばしと同じで、硬いカニの甲羅もこれで噛み砕く。

足の先から先まで伸ばすと1mをはるかに超え頭全体を覆い隠せるほどだ。

小学校から中学卒業まで200匹以上は仕留めたと思うが、大物には幾度か酷い目に遭った。


このモリは野人の水流武術、護身術の極意そのもので、最低限の力で楽をして捕獲する方法だ。

動物がそうであるように体の大きさに関係なく急所はみな同じ。

タコもまた同じで正確に急所に打ち込めば3キロの大ダコでも苦もなく捕獲出来る。

忍者が使う手裏剣「クナイ」のようなもので、陸でも使えるが海底のタコ用と考えればよい。

使い方は「鬼の爪」、「必殺仕事人」の針と似たようなものだ。

その効果は既に証明済みで抜群、この夏多くのタコが野人に囚われの身となった。

短いほど至近距離から急所に確実に打ち込めるが ・・たまに失敗することもある。

穴の中のタコが見づらくて急所を外せばタコは弱らず抵抗も激しく、潜ってあらためて急所に打ち直す必要がある。


これから紹介する海中画像「野人VSタコ」がそれで、急所を外した。悪い見本だな・・

両手がふさがり、体を海底に固定してじっくり穴の中を見ることが出来なかった。

右手にはカメラだから終始左手1本で苦戦した。

野人は右利きだが、失敗して苦戦しようが左手一本でこの小ぶりなタコが仕留められないようではこの道具を考案した意味がない。

それに絶対に右手は使わないと、このタコに誓ったのだ。

たとえ相手がタコでも約束は守らないとな・・

タコにとっては命がけの戦いなのだから。



動物は命をもって命を繋ぐ、食べ物は動物も植物も同じ命あるものに変わりはない。

可哀そうだからと動物を食べないのも、買って食べるも狩って食べるも自ら選べばよい。

魚介だけでなく、猪も鹿もキジも自らの手を汚して野人は食卓へ上げている。

野菜をあまり食べない野人は根っからのハンター。

山羊や牛ではなく虎や狼に近い。

生まれてからこれまで、山や川や沼や海でひたすら狩りの技を磨き続けた。

太古のエスキモーやインディアン同様に動物性たんぱく質なくして生きて行けない。


モリ先を溶接 柄は包丁用を使った

一般的なヤスと違って モリ先の返しが大きく

さすがのタコも自力で抜くことが出来ない

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柄も短いので抵抗がなく 

タコが岩の下をすり抜けてもついて行く


のんびり待てば・・ タコ釜めし チョキ



25年使い続けた魚用モリ

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野人の仕込み槍

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25年以上使った水中マスク

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武術の力学と哲学 急所論

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クナイ 手裏剣の画像

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あまりに長いタコ知識の前置きだったが・・


次回 野人vsタコ 海中バトル画像公開