協生農法の驚異的生産量 | 野人エッセイす

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協生農法は近代農法の10倍以上の生産量だが、不可能と思う人が多いだろう。

協生農法は一度造成したら二度と耕さず、堆肥も石灰も肥料も農薬も使わず、365日、毎日数十種類の産物が採れる。つまり「毎日が収穫」だ。

言い換えるなら、管理は収穫のついでに適当にやるが、他の畑のように「土壌を休ませる期間」がまったくないと言うことだ。

耕起、施肥、消毒、水やり、芽かきや剪定などの作業はなく、「種蒔き、収穫、草の管理」以外にやることがないのだ。

草の管理と言っても6月から8月の3カ月で、他はヒマだ。

通常、一反の畑を2回転すれば収穫は「千袋×2回」、3回転させれば最大でも三千袋の収穫量だが、一日当たりに換算すれば収穫を300日としてもわずか「10袋」だ。

協生農園では毎日100袋収穫するのは難しくもなく、最大200まで伸ばせる。

産物の種類は年間を通して30種以上あり、それぞれ4袋収穫すれば100を超える。

ムー農園は実験農園だから量産体制を作っていないが、他の畑との違いは種類の豊富さだ。

ほぼ全種の果樹や野菜、山菜、ハーブ、有用植物が可能なのだ。

しかも食べ物とは限らず、苗やアート、薬草としても活用、それは数百種に及ぶだろう。

それぞれの最盛期は異なるから年間を通して絶えることがない。

一見効率がよく見える近代農法は出荷に合わせたもので、販売の仕組みさえ変えれば数学的に考えても協生農法のほうが効率ははるかに上だ。