草ぼうぼうのムー農園 | 野人エッセイす

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森羅万象から見つめた食の本質とは

ムー農園は草の最盛期だ。野菜の最盛期ではない。野菜もあるが、夏は草が主役なのだ。夏草なくしてムー農園の存続はあり得ない。この時期の1年草達が1年間にわたって柔らかくて生命力ある土壌を維持するのだ。昨年の夏は10月まで草に任せて放置した。つまり野菜は遠慮していた。夏は海が忙しくて最初から管理する気もなかったが秋は大変だった。やはり適度に草の散髪はやっておいたほうが楽なようだ。今年はしっかり草と向き合い、適度にやっているが、それでも畑の常識から見れば「草ぼうぼう」なのだろう。野人にはわかるが通常は何処に野菜があるのか見分けがつかない。しかしこれで何の問題もない。主役の草に遠慮しながら必要な野菜だけは守っている。それが終われば草ごと野菜も刈り取り土に戻す。そして草の勢いが衰える秋から来年の晩春までは野菜が主役になる。他の畑のように冬に土をむき出しにすることなどないのだ。野人が重宝する理想的な草は、メヒシバ、オヒシバ、エノコログサなどで、まあ雑草と呼ばれる代表的な1年草だ。これが秋になって枯れると土壌に無数の竪穴を空ける。空けるというより根が枯れて肥料になって空洞を作り、微生物の活動拠点になり通気性、保水性を良くする。株を引っ張ると簡単に抜けるくらいだ。だから真夏はこれらの草は刈る事はあっても抜くことはない。根があってこそ柔らかくて強固な表土を形成する。これが森羅万象の理に適った理想的な土壌だ。夏はこれらの草の土作りを邪魔することなく遠慮がちに野菜を守っている。表土を占領する葉野菜ではなく、トマト、キウリ、ナスなどの実野菜中心ならそれほど邪魔にもならず問題も無い。少々埋もれるくらいが、猛暑でも表土が乾かず、微生物も守られ、半日陰になって丁度良いのだ。



先日訪れた「つきの石ころ」さんがムー農園の記事をアップしたようだから紹介する。

http://ameblo.mom/wood325valley/entry-10300602682.html