除福伝説 不老不死の妙薬 | 野人エッセイす

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森羅万象から見つめた食の本質とは

朝の番組「遠くへ行きたい」で佐賀の旅をやっていた。昨年の夏、野人の会社にも森末慎二さんが訪れ一緒に釣りをして天ぷらにして食べた。数十年間続いた随分息の長い番組で、打ち合わせをした初期から担当しているディレクターはかなりの高齢になっていた。

佐賀は野人の郷里大分の隣県で、武士道のルーツ「葉隠れ」発祥の地だ。秦の始皇帝の命を受けて不老不死の妙薬を求めて日本にやってきた除福上陸の地とも言われ、各地に色んな遺跡や慣習が残っている。その中で不老不死とされる薬草を求めて山中を歩き、あったのは「カンアオイ」と呼ばれる野草だった。寒葵とも書き、年中青々としている草で山ではよく見かける。佐賀では「フロフキ」とも呼ばれていたが、咳止めなどに使われる薬草「細辛」の代用とされているもので野人もたいして気には止めていなかった。不老不死の妙薬と呼ばれたものは知っているだけで幾つかある。死んだ虫を養分にして育つ「冬虫夏草」や強靭な生命力の「クコ」などもそうだ。いづれにせよ自然界の草やキノコなどに霊力を求め、長寿を願っていた事には違いない。しかし、除福に不老不死と言われた薬草が、現代では咳止めに効果があるとされているのは夢がない。野人は思うのだが、生き物は植物を中心とした自然界によって生かされている。あまり難しいことを考えず偏らず、色んな野草や木の実を普通に食べていれば良いのではなかろうか。それが自然と共に生きると言うことだろう。人は磁場がどうの、環境がどうの、エネルギーが、イオンがとこだわるが、世界中を見渡せば過酷な環境で暮らす人は大勢いる。動物も昆虫も何一つ文句を言わず懸命に生きようとしている。生きるということは平等に与えられたもの。その環境にある食べ物で十分、あとは体がそれに対応する・・・神はそう言っているように思うのだが。



昨年9月9日の記事 森末慎二と野人の天ぷら作り

http://ameblo.mom/muu8/entry-10137251359.html


昨年12月16日の記事 不老長寿のクコ伝説

http://ameblo.mom/muu8/entry-10178695213.html