アキグミの熟す季節 | 野人エッセイす

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森羅万象から見つめた食の本質とは



マリンビレッジのレストガーデンの横のアキグミの実が熟し始めた。

一粒食べてみたが、甘いがやや渋味が残っている。

完全に渋味が抜けて甘くなるのは11月。そうなれば鳥が一斉に食べに来るので競争だ。

グミの仲間ではこの時期に熟すのはアキグミだけで、他に、ナツグミ、ツルグミ、マルバグミ、ナワシログミなどがあり、初夏に熟すものが多い。

アキグミは野人の一番好きなグミで、他ではナワシログミが旨い。

苗が売られているビックリグミは大きな実がなり観賞用としても綺麗だが、味は今ひとつで完全に渋味が抜けない。

グミの実の大きさはどれも縦長のピーナツサイズのものが多いが、小粒のアキグミは球状で大豆くらいだ。

その代わり枝にビッシリ鈴なりに実がついて甘い。

大量に採れるので加工用に向いている。どちらかと言えば海岸性のグミで、敷地内には鳥が運んできた種が無数に発芽、大きな木だけで20本はある。

アキグミが欲しい人は好きなだけ採りにくればよい。

グミの葉の特徴は共通している。

葉の裏側が、茶系や銀色系でビロード状に輝いているから判別しやすい。

グミは子供の頃からのご馳走だった。

少々渋くても食べまくったものだが、親達が決まって言う文句は、「食べ過ぎたらフン詰りになる」だった。

しかし野人のフンが詰った事は一度もない。

小学校の頃はグミとクワとキイチゴとビワとシイとマキとアケビとユスラウメは毎年食べていた。