モチツツジの天ぷら | 野人エッセイす

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森羅万象から見つめた食の本質とは

山はピンクのモチツジが真っ盛りだ。モチツツジは何処でも見かけ、開花時期も不規則で長い。見分け方は簡単だ。花の根元の「がく」に触れてみれば「鳥もち」みたいにベタベタしているからすぐにわかる。この花を昔からよく丸ごと天ぷらで食べていた。他と比べて格別に美味しいと言うことでもないのだが、ピンクの色合いに風情がある。同じようにクズの花やヤブツバキの花も天ぷらで食べられる。椿はややアクが強いから半割りにすると油が通る。高原などに群生するオレンジ色の「レンゲツツジ」は有毒だ。牛や馬もレンゲツツジとアセビだけは避けて通るからこの二種が群生している。今日の夕食はこのモチツツジの花と、クズのツルと、ヤマウドの新芽、島ラッキョウ、それに・・釣ってきた天然マダイの天ぷらだ。写真の食材にはモチツツジの花はない、今から近くで採って来る。野人の天ぷらは色合いも重視、天然フードカラーコーディネーターだ。