今年の牡蠣のシーズンも終わりだ。人々に至福の時間をもたらした牡蠣・・牡蠣よさらばと言いたい。別に永遠の別れを告げたわけではない。牡蠣はこれから産卵期、夏にかけてげっそり痩せてトコロテンみたいになってしまう。食べれないわけではないが、水っぽくてたいして旨くはない。ただ、好きな人は夏の磯でもかぶりついている。店には出回る事がないからだ。年中牡蠣の味がすることには変わりない。水温が上がると大腸菌などの細菌も急激に増殖する。海水浴で水を飲んだくらいではなんともないが、牡蠣は特に体内に養分と共に濃縮された菌を持っているからあたりやすくはなる。犬や猫並みの胃袋を持っている人は何の問題もない。子供の頃から海で腹が減ると手当たり次第人間バキュームのように胃袋に放り込んでいた人は大丈夫だ。腹には無敵菌が生きている。生ではなく焼いて食べれば何の問題もない。牡蠣は夏は食べられないと思ったら大間違い。食べてきたから言えることだ。知る限りでは、海にはタダの牡蠣が嫌と言うほど転がっていることを知っているのは数十人に一人、海の近くで育った人だけだ。数年前までは知らない国民はいないと思っていたがそうではなかった。海で泳いで一番足を切る原因のワースト1は牡蠣だ。牡蠣の上を何度も裸足で歩いて海に入ったから足の裏が丈夫になり、冬でも裸足で過ごせるようになった。写真は近くの岸壁の牡蠣で、まだ食える。魚市場で使っているようなトビグチで殻を突き刺して引けば簡単にフタは取れるから、あとは身をスプーンですくえばムキ牡蠣が手に入る。殻ごと外れそうなものは蹴飛ばせばセル牡蠣がとれる。まだ間に合うからやってみたら?漁村のおかみさん達は、牡蠣打ち・・と呼んで寒い時期が最盛期だ。