熱心な無理解者 | 「安心」と「共感」がひらく、子どものこころの扉

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共感的コミュニケーション(NVC)×神経の仕組み(ポリヴェーガル理論)で、
関わりの迷い・イライラ・すれ違いを減らし、親子関係が自然と整うヒントが詰まっています

先日、「発達障害の子どもたちを一番苦しめるのは、熱心な無理解者」というお話を聞き、とても納得してしまいました。

 

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発達障害とは、ある分野では他の人もビックリするくらいとてもよくできるけれど、別のことは苦手というように、発達の仕方にアンバランスさがあります。

 

ある特定の分野では優れた能力を持っているので、苦手なことがあると、「なんであんな難しいことができるのに、こんな簡単なことができないの?」と思われて理解されにくいといったこともあります。

 

中には、「そのアンバランスさは厳しいしつけをすればなおる」とか、「ふざけている」「甘えている」「努力が足りないと」いって苦手なところを無理矢理なおそうとする人がいます。

 

しかし、苦手なところをなおそうと努力させられることは、子どもにとってはとても苦しいことです。

 

大人である私たちだって、自分の苦手なところを直せと言われても無理ですよね。

 

それを、大人の方では簡単に子どもに押し付けてしまうことがあるようです。

 

持って生まれた特性は、その子と切っても切れませんから、それを受け入れないということは、その子自身の存在を拒否しているということになると思います。

 

特別な配慮や支援を得られないまま、普通学級でみんなと同じ教育を受け、「そんなことしちゃダメ」「なんでこんな簡単なことができないの」「みんなと同じように頑張りなさい」と怒られ続けて心を傷つけられながら過ごし、不適応で苦しんでいる子どももいます。

 

学校の集団という枠の中で一般の子を基準にしたバランスを求めるような教育は、彼らには大きな苦しみを与えることになりかねません。

 

その子の持つ特性の本質を理解してくれる愛のある大人と出会ってほしいと、この時期は願わずにいられません。
 

 

また、こうした子どもたちは、記憶力がとても優れていて、苦痛であった過去の記憶を打ち消すことができません。

 

私たちが時間の経過と共に忘れてしまうようなことでも、この子たちは決して忘れることができずに苦しんでいます。

 

自閉症や発達障害の子どもには、心に傷を残すようなことを決してしてはならないのです。


 

 

苦手なところを直そうとするのではなく、その子の特性を丸ごと受け入れながら、どう幸福に生きるかを考える。

 

 

自閉症や発達障害の子どもたちは、周囲が自分を理解してくれるときとても安心して力を発揮することができます。

 

 

その子たちの認知や知覚を正しく理解して、その特性をその子の個性のように受け入れて、得意なところや素晴らしいところを伸ばしていくような教育や支援ができたら、そういう理解者に出会うことができたら、その子たちはとても幸せな人生を過ごせると思うのです。

 

全ての子どもたちがあたたかな愛情や理解に包まれて毎日を過ごせるようになる世の中になることを心から願っています。